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「お金」と「時間」を軸に職業を考える【東京タクシードライバー】

こんにちは。げん太です。

本日は仕事から得られる『「お金」と「時間」を軸に職業を考える』というタイトルで、実際に仕事を通じて得られる「お金」と「時間」のバランス、関係性について少し考えてみます。

今回は仕事を通じた「やりがい」といった幸福や「人脈」仕事仲間の獲得といったメリットに関しては考慮しないで考えていきたいと思います。そのほか…キャリア(専門性の蓄積連続性)や社会的信用(大企業、職種)といったメリットもありそうですが、今回は考慮しません。本日はあくまで「お金」と「時間」だけに焦点を絞って記事を書いてみます。

東京のタクシードライバー職以外でも「未経験」から何かの仕事にチャレンジしたい人には参考になると思います。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。


結局は「お金」と「時間」はバランス。未経験転職では両取りできない


仕事から得られる「お金」と「時間」について、休日に時間をとって少し考えてみました。私は東京でタクシードライバー職をしていますが、自分の人生を捧げて仕事をする以上「お金」と「時間」この二つだけは自分の中である程度、満足できるようにしたいと思っています。まっとうな方法で、一生懸命働いた対価として適正な「お金」「時間」を与えて欲しいなとずっと思っているわけです。しかし、世の中、周りの同世代の友人の仕事ぶりを見ていると
1.「お金」はあるけど「時間がない」
2.「時間」はあるけど「お金がない」
3.「気にしていない」
の3種類の人がいるなと思っています。

大体2割、2割、6割という比率で私の友達or知り合いは働いています。この中で東京のタクシードライバーである私はどこなのでしょうか。

※「時間」=「自分の時間」

多くの「未経験転職」では「お金」を取れば「時間」を使ってしまうし、「時間」をとれば「お金」を犠牲にしてしまうのが現状だと感じています。
そういった意味で、未経験でも入社しやすい東京のタクシードライバー職は「お金」と「時間」をある程度コントロールできて、さらに正社員待遇確約というまあ珍しい職業です。

ホワイトカラーにこだわらない


仕事から得られる「お金」と「時間」の問題について「ホワイトカラー」にこだわらないという考え方も今後より大切なポイントになってくるのかなと思っています。ホワイトカラー職(特に事務系、管理職系)については私より頭の良い人が一生懸命頑張ってくれると思うので、その方達に任せようと職業選択肢から捨て去る決意が選択の幅を拡めました。例えばIT系とか、カフェ店長などはおしゃれで印象がとても良いですが、給料は安く労働時間が長いです。学生の頃、タリーズというカフェで働いていました。店長の労働時間と薄給を知っているので「お金」と「時間」を考えたらやっぱり選択肢には入りません。それよりもブルーカラーで敬遠されている仕事だけど、高い利益率、規制業種などは「未経験」でも比較的狙い目だと思っていました。まず「お金」がそれなりにいいし、応募が少ない割に人力が必要な不人気職種は「未経験」でも大切にされる…(やめられると困るからね)

東京のタクシードライバー職は、規制職種であり利益率は低く不人気職種です。そしてブルーカラー労働です。東京という日本一お金持ちが多いエリアで、タクシーを日常の足として利用する層が主な顧客です。勘違いしないで欲しいのは昔も今も元気な体育会系が好かれるし、最後は体力が物を言うブルーカラー職種が東京のタクシードライバー職です。

不快指数が高い仕事は好きになれない


次に「お金」および「時間」で仕事を選ぶにしても、その前にある前提というか「訓戒」を自分のためにも記しておきます。

結論【不快指数が高い仕事は好きになれない】です。

例えば、高校の先輩で外資・保険のセールスマンがいました。4年くらい前、当時流行っていた外貨建て養老保険を「私の家でゲームをする」という名目で売りに来たんです。別に「セールストークさせて。良い商品だから」で良いのに「どうしてゲームをする」って建前を入れたんですか?と聞いたら「そうじゃないと断られるし売れないから」と話していました。これ絶対友達なくすからやめたほうがいいですよ!!と力説したんですが聞く耳を持ってくれなかったです(多分洗脳されてる)その時は私もよく分からず先輩だからという理由でその保険を買ってみたんですが、案の定少し考えると違う金の使い方をするべきだなと気付くわけで。あれは知らない客に対するちょっとした合法的な詐欺とすら思いました。今思い出しても「不快な体験」でした。彼は1年程度でその仕事を離れていきました。

他の例です。私は学生の頃、暴風雨の中、警備員のバイトをしたことがあります。雨風で寒いのは心身共にとても辛いです。その対価としてお金をもらうのですが「辛さ、不快さ」に対しての我慢料かと思いました。今もタクシードライバーでの接客で「お客さま」から暴言を浴びることがあります。まあ不快です。たぶん我慢料が貰えています。

何を不快と感じるかは人それぞれだし、どの仕事にも不快なことは一部ありますが【あなたにとっての不快指数が高い仕事は好きになれない】

これが仕事選びの大前提にあって然るべきだと思います。

お金の使い道に優先順位をつけると仕事選びも楽になる


少し話が脱線しましたね。「お金」と「時間」の話に戻しましょう。今お金をかけて欲しいものはありますか?私は今、車が欲しいです。妻とのデートは毎回私が奢りたいです。人それぞれなんでも良いですが欲しいものやお金の使い道に優先順位をつけて、優先順位の低いものにはお金をかけないようにしています。私の中で今、優先順位が低いものは「服」「外食費」「日常の食費」「酒」です。基本1人では外食しませんし日常食も卵納豆ご飯うま!!みたいな生活です。
お金の使い道に優先順位をつけると楽に節約ができるようになるし、必要な「お金」が少ない状態で転職すると仕事選びが楽になるなと思います。「お金」よりも「時間」を取る仕事に就くことも可能になります。

一点補足しておきます。東京でタクシードライバーとして働く場合、月々の生活費収支がカツカツでいくといずれ来る不況に際して家族を守っていくことに苦労したり、急な出費に耐えられないと思います(歩合給なので)コロナ禍でそういう状況になり退職した人をたくさん見てきました。貯金ができる程度には、営業スキルを磨いて給料を上げる努力をすることをおすすめします。不景気や時代の急な変化は前触れなくやってきますので…!!

【結論】「お金」と「時間」はバランス。就業初期に小さくても「好き」がある仕事を


結論は、仕事を「お金」と「時間」で考えると結局バランスが大切だよねという話です。(未経験転職であれば尚更)
そして私が就業している東京のタクシードライバーは小さいながら「お金」「時間」の舵取りが自分できる。正社員待遇を得ながら…。というところは魅力のひとつなのかなと思っています。

それと「未経験転職で」でチャレンジする場合、就業初期に"小さく"てもいいので好きがある仕事を選ぶと良いのかなって思っています。私はタクシーの売上の作り方を分析することが好きでした。車体も黒いクラウンカッコいいな…フェンダーミラーだし(キュン)って思っていました。実際に乗っていたのは初心者用の黄色のクラウンでしたが…。こういう小さなところでいいので好きがあると続けやすいのかなと思います。これからの人が未経験からでもお仕事で力強く活躍されることを応援しています。私もコツコツがんばります。


本日の記事は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
小難しく考えなくても、何のお仕事でも投げ出さないだけ偉いです本当に。という思いが根底にある中での「お金」「時間」についての話でした。

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タクシーちゃんねる・げん太でした。

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また次の記事でお会いしましょう。



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