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食事の大切さ

 こんにちは。
 税理士ラベンダーです。
 投稿日は2日、12日、22日を予定していますが、なかなか時間がとれず、やむを得ずお休みをしてしまいますこと、ご了承いただければ幸いです。
 さて今回は、クリスマス、お正月と何かと食事をする機会が多いので、ここは「食事の大切さ」について投稿したいと思います。

 実は、今夜も「懇親会」に出てきました。
 しかし、今日はこうした仕事がらみの食事ではなく、家族や友人などのプライベートの「食事」について書きたいと思います。

 皆さんは、普段の「食事」を大切にしていますか?

 忙しさから、ついつい掻き込むようにして、食事を済ますなんてことも多いのではないでしょうか。
 学生であれば、学校や塾の勉強時間に間に合わないから、社会人であれば会社や仕事に間に合わないからなどの理由が挙げられるでしょう。
 そう言う私も忙しい時などは15分で食事を済ませる、ということもままあります。

 若い頃、海外旅行が趣味だった時もあり、いろいろな外国の文化に触れる機会がありましたが、そこで感じたのが例外なく「食事を大切にしている」ことでした。

 ハワイやスペインは、食事の回数は一日2回と記憶しています。
 回数こそ少ないですが、その一回の食事の時間が2時間近くかかります。
 特に夕食などは2時間どころか深夜にまで及び、近所の人や友人との会食を楽しむ姿があちこちで見られます。
 日本のように仕事関係の人達との食事ではなく、家族や友人とのプライベートの人々との食事です。
 食べる量も半端ではありません。大皿料理が次々に運ばれ、ビール、テキーラ、ワイン、カクテルなど、お酒もたくさん飲んでいる様子。
 コロナの蔓延で、今はどうなっているかは正確にはわかりませんが、とにかく家族・友人総出で「食事を楽しむ姿」がとても印象的でした。

 考えてみれば、スウェーデンはどの会社も16時には仕事が終わり、皆、帰宅の途に就いた後、プライベートの時間を充実させるという記事を見た記憶があります。

 対して、日本はどうでしょう。
 まず「食事の意味」は何でしょうか。
「お腹をいっぱいにするため」そう答える人が多いのではないでしょうか。
 とにかく短時間で、効率よくお腹を満たせればそれでよいと考える人が多いように感じます。

 加えて「孤食」も多い。
 子供の通う学校では「5つのこ食」などといい、それを避けるためにはどうすれば良いのかという議論のないまま、「こ食」の種類を子供がいろいろと説明していました。

 食事というと「食育」という言葉があるように、その食材はどのようにして作られるのかなど、環境問題にまで思いをはせることもできます。
 また、「医食同源」という言葉があるように、食事の献立ひとつが健康に影響する重要な役割も果たしています。

「働くこと」は食べるため。「食べること」は生きること。
そして、「食べること」は身体を作ること。

 しかし、日本人の場合「働くこと」ばかりを重要視し、「生きること」「身体を作ること」をないがしろにしているように感じます。

 そして、仕事関係のお付き合いの食事はとかく多い日本人ですが、大切な家族や友人と食事を楽しむ、そんな風景はあまり見ないように感じます。
 せっかく家族とする食事でも、皆、スマホ片手に黙食。コミュニケ―ションもせずに、ただ食べるだけ。それでは、あまりにも寂しすぎます。

「食べること」を大切にすることは、家族や友人ともコミュニケーションを大切にし、「生きること」を大切にすることにつながるのではないでしょうか。

 そして、友好な家族・友人とのつながりが「幸せに生きること」に必要なことだと思っています。

 クリスマス、お正月のみならず、普段の食事も是非、大切にしてほしいと思います。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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