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ミネソタ州知事「減税で州を子供達にとって最高の場所にする」野党「もっと減税できるぞ」

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こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

今日はこちらの

ミネソタ州知事が80億ドルの減税を含む予算案を発表

というニュースから。

ティム・ワルツ知事は24日、州予算案の発表を行い

「ミネソタ州を子供たちにとって全米で最高の場所にする」

と述べました。

以下が知事のコメントです。

「先週、私たちはミネソタを子供たちにとって全米一の州にするための、経済の未来への投資と州全体の治安を改善するための計画を発表した」

「今日は、そのためにどのようにコストを下げ、減税し、ミネソタの人々の生活を向上させるかの予算の全貌を明らかにする」

「今回の減税により、一般的な4人家族なら1万ドル(約130万円)をそのポケットに戻すことが出来る」

「私たちはミネソタ州民のために類を見ない予算を立案出来た。私はこれが成立することを楽しみにしている」

発表された予算は2年で総額652億ドルの歳出を予定しており、そこには州史上最高の80億ドルの減税も含まれています。
一方で州の財政は176億ドルの黒字が予測されており、それらで税金の還付が行われる予定があるものの、州の支出にも充てられており、下院野党の共和党は

「記録的な黒字があるのだから、ミネソタの人々はそれが手元に戻ってくることを期待している」

「しかし残念ながら私達が今日聞いたのは、それを支出にも使うという話だ」

「それは違うと思う。いま減税できなくていつ出来るのか?」

と、税の還付には賛成するものの、もっと恒久的な減税に注力するよう求めています。

といった感じで、民主党系のティム・ワルツ知事の減税を含む予算案に対して、野党の共和党が「もっと減税出来るだろ!減税しろ!」と注文を付けてるのが今回のニュースでした。

さて、私達が暮らす日本では通常国会が始まりました、
しかしこれだけあらゆる物が値上げされる状況でも、減税される気配は全くありません。

それどころか24日の参院本会議では、防衛費増税について問われた岸田首相が

「今を生きる我々が将来世代への責任として対応すべきものだ」

と増税を示唆する答弁をしており、増税が既定路線化されているこの現状を止めるには相当のパワーがいりそうです。

ただ政府与党内が増税への反対世論に戦々恐々としていることも確かでしょう。

例えばこれまで「子育て支援の所得制限」について

岸田総理「所得制限を設けるかどうかは、個々の制度の目的や支援方法などに応じてそれぞれ判断されるもの」

令和4年11月22日 第210回国 会参議院 本会議

岸田総理「所得制限を設けるかどうかは、個々の制度の目的や支援方法などに応じて判断されるもの」

令和4年5月30日 第208回国会 参議院 予算委員会

岸田総理「所得制限を設けるかどうかなどについては、個々の制度の目的や支援方法に応じて判断されてきている」

令和4年2月25日 第208回国会 参議院 予算委員会

というコピペ答弁で、所得制限世帯を相手にもしていなかった政府与党が、ここにきて「所得制限は撤廃すべき」と色目を使いだし始めました。

ただしこの「所得制限撤廃」は「防衛増税の目くらまし」でしかないでしょう。
「所得制限撤廃」に賛成の人は多いでしょうが、それはそれ、これはこれ。

増税されたら無意味です。

自民党が「所得制限撤廃」を言い出したことが「増税反対」の声を緩めて良い理由にはなりません。
その目的が防衛費の財源だろうが少子化対策だろうが

全ての増税に反対する

これだけ頑固に言い続けることが大事です。

今日ご紹介したミネソタ州のように、減税なら全ての人に恩恵があります。
逆に増税は全ての人の生活に打撃を与えます。

ネブラスカ州では「子や孫がここにいられるように減税することが最優先事項だ」として、固定資産税と所得税の減税法案が出されました。

ドイツでは、インフレによる食品高騰への対応策として食品の付加価値税減税の検討が開始されました。

バージニア州でも所得減税法案が可決されました。

タイでも減税の延長が行われています。

でも減税しているこれらの政府は天使のような政府で、清く正しく美しいのかというとそうではありません。

「減税しろ」という世論が強い

ただそれだけです。
私達も同じことをしましょう。

政府は、増税反対世論を恐れています。
妥協すべきは政府です。
節約すべきは政府です。

全ての増税に反対しましょう。

ということで、今日の記事はここまで!

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それでは、ナイス減税!

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