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演じる私生きる私


私は今まで演じて生きてきました。

でも私は私を生きていたい。

好きなものは好き。

それが大多数から否定されるものであっても。


演じる私


いつからか、最初からだったからなのか

私を演じていた過去。

まだ子供だった私

小さい頃から人と違うことをするのは

間違えてると教えられて育ちました。

模範的な生徒でいることが正義と。

大人になったら有名な会社にはいりなさいと。

ほんとに敷かれたレールの上を歩くように

大人になりました。

でも挫折もしました。

大きかった出来事は結婚と離婚。

まだ子どもだったからなすすべもなく

飛び込んだのが夜の世界でした。

蝶のように、人魚のように

着飾って美しい物にまみれて

それはそれで幸せでした。

女優人生

昔から人にどう見られるかすごく怖かった。

正解で居たかった。

それが数字として見える世界。

気づいた時には、当たり前に嘘をつき

幸せそうな私を演じる私になりました。

もちろん落ち込んでるのも全部フリ

喜び方もわからなくなりました。

ただその人の求める女優になりました。

いつからか私が私ではなくなりました。

源氏名があったからそれを演じればいいだけ

簡単なことでした。

現役を引退して内部に入ってからも

その時はやっと自分を出せたと思っていたけど

源氏名がある自分には変わりなくて

お店を運営していくために

お客様からもキャストからも信頼を得る。

それだけの仕事量はこなしてきました。、

楽しかっただけど

それにも終止符を打ちました。

演じる私から生きる私へ

昼も夜も変わらない

自分を出しちゃいけない

みんなそうやってる

でも私は私を生きたい。

そう思えたのは、そう思いたいのは

まだ正直真っ最中です。

多様性の需要、綺麗事。

夢を仕事にする、仕事は仕事。

仕事=演じるだった私は私の生き方が

わかりません。

嫌いなものをお金にしてきた私ですから。

でも演じなくていいんです。

私もあなたも自分自身の人生だから。

好きなものは好き。

私が私であることを認め、生きたいんです。


私を生きる

きっとこれはみんなにある悩み。

ほんとはこうなりたい、こう生きたい。

きっと正解なんかない。

なら何度でも間違えればいい。

どんなことにも無駄はないから。

私はこれからも間違える。

幸せまで遠回りしても

自分が“今幸せ!”って思える自分を生きたい。

自分を認めてあげられないと

自分を愛してあげないと

幸せなんてありえない。

自語りになりましたが私も人生模索中。

これからも“幸せ”とはを追い求めます。

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