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友達が死んだ/奥多摩旅行記
友人が死んだ。練炭自殺、享年23。私と旅行に出かけた4日後のことだった。
交通事故を起こして電柱をへし折ったり(同乗していた女の子の腰骨もへし折れた)付き合ってる女の子を殴って警察を呼ばれたり、色々と問題の多い男だった。愛想を尽かして付き合いを辞めるものもたくさんいたし、私が彼と遊ぶのを快く思わないものもいた。
だから、「何であんなやつと付き合うんですか」と聞かれるといつも考え込んでしま
がんばることがんばらないことちゃんとすること
大学入試というのは、志望校がどこで自分の偏差値がどのくらいで、然るに合格可能性はどれくらいで…みたいな計算を立てるものだと思うが、私はそのテのが何もないまま本番の日を迎えた。
17で高校を中退、地元で3年間中卒無職をやってからの挑戦だったが、当時は体調次第でひらがなさえ怪しい時があった。読めるけど書けない、みたいなね。計画なんか立つわけないのだ。
勉強ばかりだったせいで記憶に残ることがほとん
広すぎた部屋/ぬいぐるみの柔らかさ
新居にきてからどうも精神状態が良くない。引っ越しの疲れからだと考えて、睡眠を多めにとったり精の付く食事をとったりしたのだが、一向に回復しない。原因をあれこれ考えてみたところ、ようやくそれらしいものにいきついた。部屋が広すぎるのだ。
10畳の部屋から16畳の部屋に越してきたわけだが、家賃が20万もするだけあってウォークインクローゼットやらシューズインクローゼットやら収納がむやみに充実しており、
11年ぶりに泣いてしまった
もう未来永劫泣くことはないだろうなとうっすら思っていたのでびっくりした。多分最後に涙を流して泣いたのは19歳の時だったはずだから、実に11年ぶりだ。きっかけは実に他愛のないもので、中学の時の友人と食事に行ったことだ。Sと最後にあったのは24の時だから、6年ぶりということになる。中3の時のクラスメイトだ。私の人生で最も幸福な1年間だった。
私は皆が好きだったし、S含む数人のクラスメイトを大いに尊