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クリスマスツリーパイとサンドイッチツリー

昨日Clubhouseで、いくこ先生の発酵Roomのゲストにお招きいただいて、出演しました。今月はChristmas Special !クリスマスにぴったりな各国の発酵料理を先生方がご紹介していきます。

今回は、クリスマスのドルチェを担当。発酵イタリアンレシピ「ヨーグルトと甘麹クリームのクリスマスツリーパイ」の作り方を大公開!

ヨーグルトと甘麹で発酵クリームを作って、星形のパイを重ねるとキュートなツリーの出来上がり♪ さっぱり甘さ控えめのクリームは甘いもの苦手な方でも食べやすいですよ。腸活にも嬉しいドルチェです。
お子様と一緒に作るときっと楽しい体験、思い出になると思います。
大人もクリスマス気分を味わって、イタリアのような楽しいクリスマスの食卓を♪

ヨーグルトと甘麹クリームのクリスマスツリーパイ

材料:3つ分
水切りヨーグルト 100g
甘麹 30g
生クリーム 30g
蜂蜜、砂糖 適量
冷凍パイシート 200g
苺、冷凍ミックスベリー 適量
粉糖、アラザン 適量

① 水切りヨーグルトを作る。水切りバスケットかザルにキッチンペーパーを
敷いて無糖ヨーグルトを入れる。一晩冷蔵庫においてしっかり水分を切る。
目安:400gパックで約200gの水切りヨーグルトが出来る
② 甘麹を加え混ぜる。粒状、ペースト状はお好みで。甘酒なら煮詰めて濃縮したものを使ってもO.K
③ 生クリーム(35~47%お好みで)を泡立て②に混ぜる
④ 甘みが足りなければ蜂蜜や砂糖を足して調整する
⑤ 冷凍パイシートは常温に約10分ほど出して少し柔らかくなったところで小麦粉を振り、綿棒で薄くのばし、星の形2種類(10cm、6cm)で抜く。または、四角や丸型でもO.K!

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⑥ 200℃のガスオーブンで10分焼く(電気オーブンは10℃上げるか5分延長するなど微調整)
⑦焼きあがったパイの真ん中を指で押して少しつぶす(パイが膨らんでいて重ねるのに不安定なため、盛り上がった部分をつぶすことで安定、重ねやすくする)
⑧ 大きいサイズのパイを一番下にし、クリームを絞り袋に入れてしぼり、
スライスした苺やミックスベリーをのせるを繰り返す。3枚パイを重ね、
上にベリーを飾り、粉糖、アラザンを散らして出来上がり♪

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メモ:
☆ヨーグルトの水分をしっかり切ること。水分が多いとクリームがだれる原因に。甘党さんは有糖ヨーグルトでもO.K!

☆パイの代わりに、パネットーネやスポンジ生地を星形に抜いてもO.K!

☆甘麹は、様々なレシピがありますのでお好みのものを使ってください。水分が多いものはクリームがゆるくなるため半分量を使うか煮詰め、砂糖などで甘さを調整されると良いです。参考に私の甘麹の作り方は、米麹200g、水300gをヨーグルトメーカーで60℃8時間加温です。

☆残ったクリームは、容器や型に入れて冷凍、フルーツなど飾り、半解凍したところで食べると、イタリア菓子 ”セミフレッド” になります!いくこ先生が可愛い型で作って、ツリーパイの周辺に飾りたいとおっしゃってました。

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もう1品は、ツリーパイのクリームや星形を活用して、クリスマスの前菜を作っちゃいましょう!具材とパンを重ねてピックや楊枝でとめると、可愛いフィンガーフードの出来上がりです。

サンドイッチツリー

材料:適量
サンドイッチ用食パン
ヨーグルト甘麹クリーム
スモークサーモン
生ハム
柿などフルーツ

① サンドイッチ用食パンを星形6cmでくり抜く。
② サーモンや生ハム、柿などを同じ星形で抜く。
③ 食パン、クリーム、②を何回か重ねて、ピックや楊枝でとめて出来上がり

メモ:
☆ここで使うヨーグルト甘麹クリームは、水切りヨーグルトと甘麹を混ぜるだけで生クリームを省いても美味しいです。

☆生ハムと柿は甘じょっぱく美味しい組み合わせ。生ハムはサラミやハムで代用可

☆ヨーグルト甘麹クリームを使ったもう1品として、スライスして焼いたバゲットにクリームを塗り、スモークサーモンや生ハム、柿などをのせて ”ブルスケッタ” に変形させても美味です。

ご紹介したサンドイッチツリーは、イタリア北部ベネツィアのマンマに教わった1品でした。当時、こんな素敵で楽しいクリスマスドルチェがあるのは、さすがイタリアと感動しました。このマンマのもとに何度も通い、たくさんのベネト・ヴェネツィア郷土料理を教わりました。有名なカーニバルにも17世紀のドレスを着て参加できたのは忘れられない思い出です。

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帰国後、10年前にサンドイッチツリーはレッスンでご紹介して、とても好評いただきました。今回は発酵クリームを考案してアレンジ、このサンドイッチツリーからパイツリーを発想しました。

イタリア料理やドルチェは楽しみながら作れて、食卓でも華を添えてくれます。ご家族やお友達と一人分ずつ作っても盛り上がるでしょうね。
また今回は「発酵クリーム」をご提案しましたが、フィンガーフード、ブルスケッタやドルチェのセミフレッドにも展開が出来、一度で何度も美味しいので、クリスマス以外にも活用いただけることと思います。
作ったらぜひ感想を聞かせてくださいね。Ciao !

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