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生きる力

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戻ってきた実家での田舎暮らし。里山の風景。染みるご近所付き合い。親類のありがたみ。母から学ぶ農作業。できなくてもいい。知っておきたい。
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#農作業

私の小さな農園での初収穫

カボチャの苗を植えるため、5月に堆肥を入れた、私の小さな農園。大きさにして、二畳分あるかないかといったところ。 一週間後に苗を2本植える予定だったが、ウキウキしすぎたのか、うっかり1本しか買ってこなかった私。少し落ち着きたまえ。 2日後、外出する母に頼んで、もう1本買ってきてもらった。私が買ったものとは違う種類のカボチャで、苗はちょっと小さめ。 すぐに植えたかったが、お天気がよろしくない。今日は暑かったが明日は寒いし雨の予報、という日が続き、あたたかい日まで待機。 そ

私の小さな農園に堆肥を入れる

私の小さな農園に苦土石灰を入れてから一週間が経った。今度は堆肥を入れるため、母と私、それぞれが一輪車を押す。 私の一輪車には、マルチシートや「野菜肥料」とマジックで書かれたペットボトルが積まれていた。母の一輪車にはスコップが積まれ、畑のすみにある堆肥(臭くない)を一輪車へ何回かすくって入れる。 そして私の小さな農園へ。 目の前に広がるご近所さんの田んぼでは、田植え機をいじる見知らぬおじさんがいた。 「今朝早くからオデッテャア(手伝い)来てんだっけ」 母が田んぼを眺めて

草刈り作業の恩恵

近頃はほぼ毎日、カマで草刈りをしている。春頃は30分程度の草むしりでバテていたのに、今ではだいぶ体力がついて、1時間こなせるように。午前、午後と、一日に二度やることも。精度も上がってきた。 今は草に加えて、竹にも目を光らせている。成長が速いし、根の広がり方も凄まじいから、ちょっと目を離すとあっという間に侵略されてしまう。地面からヒュッと生えてくる細竹を見つけてはカマで刈る。タケノコは時々、夕飯のおかずにもなる。   * 草刈りは、心と体、どちらにも良い気がする。適度な運