心の余裕はどこ行った?
最近、妻によく言われるのが
「病前と比べて僕の心の余裕が無くなり、厳しいこと言うようになったし、せっかちになったように見える、脳出血の影響じゃない?」と。
理由1 病気で考えが変わった
自覚はあまり無かったのですが、よく考えると、病気の影響は否定できません。
1つ思い当たったのは、病前は、僕は自分の熱中していた仕事が優先で、妻にはあまり干渉せず。しかし、病後は、「娘にどうバトンを渡すか」が優先に変わり、妻にあれこれ干渉し、厳しいことも言うように変わった。
理由2 焦り
脳卒中が突然過ぎる発症で、人生が有限であることを自覚させられた。そして、どのくらいの活動でけいれん発作が全く分からないので、一日の活動量に制限をかけている。そういう背景から、時間が足りないと焦るようになった。
受け入れ難かったですが、ひとまず、妻の心配を受け入れ、主治医に相談。どこかの心療内科を受診するなら紹介状書いてくれると仰るので、その方向でやってみようと決めました。
心療内科は行ったことないから、どんなところか知りたいかも?
外出中のけいれん発作の恐怖体験を引きずって困っている人は、たくさんいそうなんだけど…みんなどうしてるんでしょう。と気になるところです。
理由3 妻とのコミュニケーション不足
最近、妻の仕事がひと段落したということで、今日は、妻が休みを取ったので、一緒に病院に行ってきた。病院の待合室でも、食事中もたくさん話して、お互いの考えを言い合うことができた。今日はゆっくり話せてよかったね、と。
そこで、ハッと気づいて、僕がせっかちになったように見えるのは、意思疎通ができていなかったからでは?と反論。何でもかんでも僕の病気のせいにされても困ります。
これには妻も「いつも子育てに追われて2人で話せていなかったので、そうかもしれない。」と。
今後は、定期的に休暇を取ってもらって、一緒に過ごす時間を作ることになりました。
お互いがかけがえのない存在だと思っている、と信じたいので、いい方向に進むように努力したい。
(ヘッダー画像は、一度見れば十分な、国立競技場のオリンピックシンボル, 2021年7月25日撮影)