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エンゲージメントすべきは中間管理職

エンゲージメントの向上にあたり、1on1の導入など、いろいろな施策が講じられる。

でも、

「社長は部長陣と1on1してますか?」

と聞くと、中小企業の場合は実施していないという回答がほとんど。


文鎮型組織で、オーナーの独演会でリードしてきた企業には、特にこのケースがあてはまってくる。


エンゲージメントの向上を掲げて上司には1on1を命じるが、
最もエンゲージメントさせていかなければならないのは、中間管理職だと思う。


ただでさえマネジメント以外に、プレイングで売り上げを上げていくことを求められる中で、コーチングだの心理的安全性だのと言いながら、エンゲージメントを高めるためのスキルを求められる。



社員のエンゲージメントを高めたいなら、まず中間管理職のエンゲージメントを上げるべきである。


「うちはどんな会社にしていきたい?」


「その為には、何が必要だと思う?」


この、パーパスとのアライメントが大切。

つまり、掲げるパーパスやビジョン&ビジョン、クレドに対し、嘘偽り無いか。
全てはそこを起点とし、判断基準とし、行動できているか。


このコミュニケーションを中間管理職と続けるからこそ、次世代を担うリーダーが育つ。


そのリーダーの日々の会話の中に意志が注がれるからこそ、メンバー間との意思疎通を図ることができ、結果的に自社のパーパスやクレドが浸透化する。


その文化が醸成されることで、コミットする強い組織が出来上がる。



〇〇ハラスメント、なんてことにフォーカスしてないで、組織のwillと個人のwillの対話を図り、その為の双方のcanとmustをすり合わせ、コミットしあえる環境を作っていける組織が増えて欲しい。

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