初めて知念実希人さんの小説を読んで

どうも、たつやです。
最近読んだ小説について話す回です。

最近読んだ本で知念実希人さんの仮面病棟を読了しました。

仮面病棟/知念実気希人

知念さん作品はジャケットが特徴的で頻繁に書店で目にしてたんですが、どうにも腐女子層を狙ったようなイラストに感じて僕に向いてないと勝手に解釈してたんですよねー

でも、ミステリーを主に書かれてて、しかも現役の医師ときた!
しかも今回読んだのは病棟が舞台のクローズドサークル(外界から連絡やコンタクトができない状況)駆使した作品ですた。

読んでみたら、これが面白くて、現役医師だから内容も小難しいかなと変に身構えていましたが、そんなことはなく、スラスラと読了。1日で読んでしまいました。

１日で読了したのは久々で、最近は早くて３日はかかるのが一般的で
気分でない時は、２週間３週間とかかる時もあるくらいです。

あらすじは、元精神科病棟の病院に拳銃を持った犯人が籠城。
犯人が拳銃で撃った少女川崎愛美を助けるべく、夜勤で勤務していた。速水秀悟によって助けられるが。
病棟から犯人が去るのは翌朝だという。
その間に、徐々に明かされていく病院の秘密が明らかに

話しは、医師の速水秀悟によって空想の推理で話が進むんだけど、これがまた、素人っぽさがあるので親近感と作中の解説で読みやすかった。

ぼくがもっとミステリーを読みなれていれば、読書しながら犯人を捜すゲームをしていただろうに、なので玄人向けではなく初心者向けのミステリーという感じがした。

また、犯人についても、まさかという形だった。
いうならば、仮の犯人を憶測で立ててそれに順応して行動する速水。
だが、アクシデントとさまざまな作中の要因を分析し、犯人を浮きだたせた。
最後の１ページでそれが確定する場面がとても、魅了された。

こういう、読書記録って自分のまとめ力や批評力が身に着くかと思って書いてみてるんですが、ネタバレを書いて感想を書くか迷ってしまいますね。

徐々に続けていきたい。