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俺が尊敬する象とその理由

俺は象を尊敬している。今日は俺がなぜ象なんてものを尊敬しているかについて話そうと思う。何の役にも立たない話だ。ざまあみろ

生物は進化に置いて等価交換

そもそも生物は進化に置いて等価交換だ。
チーターは大変なスピードの代わりにスタミナを放棄した。
ダチョウは恵まれた体躯の代わりに知能を放棄した。
生物は何かを得る代わりになにかを引き換えに捨てる。そうやって環境に適応した個性という進化を遂げてきたのだ

人の進化も等価交換

そして当然人も同じ。
人は生物最高の知能を得る代わりに体毛を、体格を、スピードを。つまり運動能力を放棄したのだ。

象はいいとこ取り+α

多くの陸上生物は四足歩行だ。当然二足歩行より安定性に優れる。
しかしその安定性の代わりに、器用さの要である「手」がない。
人は手がある代わりに四足歩行の安定性を捨てている。

ところが象はどうだ。
四足歩行だから安定性がある。

当然「手」はないが、彼らは鼻でモノをつかむ。
かなり太いから小さいものはつかめないと思っていたが、豆つぶなんて小さなものさえつかむことができるのだそうだ。四足歩行の安定性と手のような器用さを両得しているのだ。

だが鼻が「手」の器用さを持っているなら、鼻の役割である「嗅覚」が失われているのかというと違う。嗅覚は変わらずそこにあり、なんと犬の二倍ある。犬って人の嗅覚の数万倍だよね

象すげえ


そして力も強いし、寿命も長いし、群れの仲間への愛情にあふれるし、葬式のような文化的な行動もする。
井戸を掘ったりもするらしい。

なにそれ。すごくね?弱点なくね?


草食だからなんか目も優しいし、人も乗せてくれる。いいな。乗りたい。初乗りいくらかな
鼻で胴体をくるんとつかまれて背中に乗せてほしい。
俺の肘の皮膚とどっちが固いか比べたい。
腹の下を3回くぐりたい。鞭みたいなしっぽ握ってみたい。


だから俺は象を尊敬している。



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