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昨日見た映画について

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必ずしも昨日ではありませんが
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#のん

どっちでも、よくないこと 〜映画「さかなのこ」に寄せて〜

どっちでも、よくないこと 〜映画「さかなのこ」に寄せて〜

のんの映画「さかなのこ」を見た。
公開から1ヶ月。忙しいのもあったけど、何となく機会を逃していた。
ファンだから、観れば満足することはわかっていたし、さかなクンの人生を、のんが演じる。それだけである種の「歩留まり」は確保されている感もある。だからこそ何となく「想定される範囲」の感動かもなと、それも微妙に機会を逃す理由にもなっていた。

「男か、女かは、どっちでもいい」

映画は、そんな宣言で始まる

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【映画】のん、は自分をわかっている

【映画】のん、は自分をわかっている

のんが監督、脚本、編集、主演を務めた「ribbon」を観る。大ファンの私も、大ファンだからこそ、ちょっとというか、かなり不安はあった。何だか学園祭や自主制作映画のような「自我」がダダ漏れな感じになってないかなと。

120分の上映時間。見終わった後、迷わずパンフレットを買った。何というか、最高の自主制作映画という感じだった。

コロナで大学が閉鎖された美大生の話。脚本や台詞には「いや流石にそれは」

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