セカキミ

世界を変える日本人は君かもしれない。

という名前の講演会に参加してきました。

こちらです。

結論から言って、
最高のイベントでした。

1番左の「せいじさん」という方は、
筆文字職人です。

写真の見た目から、
昔から職人だったように見えますが

若い時はコンビニの店長。

起業し、コンビニの店長の時の年収が月収になったそう。

欲が際限なくあふれだし、止まらなかった。

友達までも、お金で釣るように。

「もっとお金がほしい。」
ということからもう1度事業をするが大コケ。

当時結婚していたせいじさんは一文無しに。

子供がちょうど生まれた時だそうな。

仕事を探さないと。
そうして、タウンワークを必死でみていたその時

奥さんからドつかれた。

「仕事はよ探せ!!!」

そういわれるかと思いきや、

「あんたなにやってんの。全部失ったのに、今さら好きでもないことするんか。」

と言われ、その時「文字」に可能性を感じていたせいじさんは

せいじさん「俺、あの文字に可能性を感じるんや。」

奥さん「やってみればいいじゃない。」

せいじさん「職にするやり方がわからん。」

奥さん「やってみればいいじゃないの。」

こうして路上で、

「あなたの字を書かせてください。」

と、活動を始めたのが、
筆職人になるきっかけだそう。

このときせいじさんは30歳。
奥さんもいて、子供は生まれたばかりのことです。

お金があったひとがなくなった瞬間。
子供が生まれたタイミング。

今はお金より、志に強く生きている。

でも、お金は死ぬほど欲しいらしい。

なぜなら、
人のためにお金を回したいから。

昔のように自分のためだけに使うのではなく、

これから出てくる若者や、
友達に支援をしたいからだそう。

今はそんなお金の余裕はない。

だけど、
お金があった時より、幸せだそう。

ちなみに、
せいじさんが言ってましたが、

「しあわせ」の漢字の「幸」。

「幸」の成り立ちはなんなのか予想できますか?

講演会中にシンキングタイムがありましたが、
まったくわかりませんでした。

ある形を表しています。

形だけいうと、
「手と足を縛られている人」
の形だそうです。

「幸」は「手と足で縛られている人」を表しているということです。

会場全体が「ん?」とざわめきましたが、

「手と足を縛ることはできても、心を縛ることはできない。」

ということだそう。

会場全体が「ん?」となったのも、

「手と足を縛られる」ということを「不幸」と
勝手に判断したからであり、

実際「幸」なのか「不幸」なのかは
本人でないとわかりません。

当の本人が幸せだったら幸せなのです。

この漢字から、
心の自由、考え方の自由を
再確認させられました。

10年ちょっと
筆文字を勉強しているスペシャリストの方のお話でした。

他の2人についても書きたいのですが、
せいじさんが僕のブログの尺を取りすぎたので
続きはこちらへ→【続】世界を変える日本人は君かもしれない。

ここから先は

0字

¥ 100

読んでくれてありがとうございました。また読みにきてください。