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立ち止まっても休んでもいい 自分を取り戻すゆるい逃げ方


💡ポイント

  1. 逃げないだけ

  2. 決めつけない

  3. 視点を変える

  4. 心の中を整理する

  5. 『したい』で生きる

  6. 人に頼る

  7. 1時間だけ逃げる

  8. 心のオンオフを意識する

📕この本は

人生に生きづらさを感じている人や、我慢ばかりしてい本当に自分を見失っている人に向けた逃げるテクニックがわかりやすく解説されている。

📕逃げられないのではなく逃げないだけ

人間は自分に生命の危機が迫った時に、それを回避する能力を備えている。

しかし、実際に辛く苦しい状況から逃げられないまま体を壊したり、命が脅かされるまでに追い込まれてしまったりする人もいる。

追い込まれている人は、そこに自分の体や命よりも大事な何かがあると信じ込んでしまっていて逃げることができなくなっている。

つまり、「逃げられない」のではなく「逃げない」ことを自然に選んでいる。

また「逃げない」を自然に選んでしまう人は周囲に合わせる傾向がある。
そういった人は、基本的に周囲のことを信頼して依存しているので、家族や友人、職場の人から理不尽な扱いを受けても我慢し続ける。

そして、周囲に依存しているからこそ「逃げる」選択より「逃げない」理由を探してしまう。

📕なんでも決めつけない

人間は多面的な存在だ。
一面から見える性格がその人の全てを表しているわけではない。

だが、逃げられない人は、自分はこういう人間だと決めつけてしまっていることが多い。「責任感が強い人間」「道を踏み外さない」「迷惑をかけない」

本来、多面的な存在なのに自分はこういう人間だと単純化して判断し、その通りに振る舞おうとする。

その結果、現実との間で矛盾が起こった時に、柔軟な対応ができなくなってしまう。

📕いつもと視点を変えてみる

物事の視点を変える方法について。心理手法の一つに「リフレーミング」というものがある。


リフレーミングとは

ある出来事の枠組みを変えることにとって、その出来事に別の視点を作ること。

例)コップに水が半分だけ入っている。
これを見て「コップに水が半分しか入っていない」と思うのか「コップに水が半分も入っている」と思うのか、フレーム、つまり見る人次第である。


「逃げられない」と感じる人はそういった視点で物事を考えている。
だからこそ「逃げられない」という視点を変えると気持ちも変わってくる。

例えば、「責任者」という立場から「メンバー」の視点で考えたり、行動することで一人で全て請け負う必要がないことに気がつき、周りの助けを求めやすくなったりする。

また、会社を辞めたいと思っている人はデメリットばかり考えているのではなく、メリットも考えると良いだろう。

📕断捨離で心の中を整理しよう

逃げられない人は、他人に合わせて生きているので、いろんな情報が入ってきてしまい、そこから生まれた妄想が常に頭の中で渦巻いているような状態である。

職場でも友人との集まりでも、常に周りからの評価が気になってしまって心の大部分の領域が、どうするば周りから認めてもらえるか、という思考でいっぱいになっている。

自分にとって「今必要なことは何か?」を考えて、心の中に何を残しておくかを選ぶようにするよいい。

他人のどう思うかをコントロールすることはできない。

実際に心の中から情報や思いを完全に除去することはなかなか難しいかもしれないが、考えるのをやめたいことについて「〇〇について考えるのをやめる!」と声に出すことで高い効果を得られる。

📕「すべき」より「したい」で生きよう

自分を追い込んでしまう人は「すべき」という言葉を多用する傾向がある。

「すべき」という言葉は、自分への期待値のハードルを高く上げて、クリアできなければさらに自分を追い込んでしまい、結果として自分の足枷になってしまう言葉である。

周りから良く見られるためだけに「〇〇すべき」と考えるのをやめて、自分が本当にやりたいこと「〇〇したい」を大切に生きるようにするといいだろう。

📕もっと人に頼っていい

小さい頃から「人に迷惑をかけれはいけない」という信念を刷り込まれているせいで、人に助けを求めるのが苦手な人も多いだろう。

そもそも人間はひとりでは生きていけないし、どんな人でも必ず誰かの助けを借りて生きている。だからもっと人に頼ってもいい。

相手の気持ちを考え「助けを求めると迷惑ではないか」と思っていると助けるハードルが高くなってしまい、結局頼ることができなくなる。

しかし、それを判断するのは相手なので頼る側は気にせずに頼ると良い。

📕1時間だけ逃げてみる

逃げてはいけないと考え始めると、思考というものはどんどんマイナスの方向に向かっていって、考えれば考えるほど答えが出ずに感情も悪化する。

視点を変える説明があったように、抱えている問題も考えている視点を変えることで解決するかもしれない。

だからこと、1時間だけ今とは違うことをやってみる。
問題から一旦離れることで感情が切り替わり、問題に対する思考と行動が変わってくる。

📕心のオンオフを意識して切り替える

「怒り」や「悲しみ」といった負の感情も、元はと言えば自らが選び取ったものだ。それは逆を言えば、自ら手放すことができるということでもある。

怒っていても友人に声を掛けられた際に、怒っていた感情をスッと消し去って普段通りに会話をしたという経験をした人も多いだろう。

感情を手放す/切り替えるためには、「友人に声を掛けられる」のように気かけが必要になってくる。

普段の生活でも、自分の中で感情を手放す/切り替えるためのきっかけ作ってあげると、嫌な感情を一瞬にして切り替えることができる。

逃げられない人は、自分の感情に固執してしまう。
しかし、嫌な感情も良い感情も選び取るのは自分次第である。

📕雑談

完璧主義や人に頼るってワードはいろんな本でも出てくるので、意識するこtが大事だなって思う。

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