パリのブランチ
僕の会社がフランスの会社を買収したとかで、一度パリに行ったことがある。
パリはおしゃれな街で、周りじゅうにカフェがあった。
街ゆくパリジャンもなんかスタイリッシュだ。サンドウィッチを歩きながら交差点で頰ばる姿すらなにやら神々しい。
今回は週を跨ぐ出張だったので、週末はパリで過ごすことになった。
一緒に行った同僚と土曜日はかの有名なルーブルを周り、翌日はゆっくりとマルシェ(路上市場)を見学する。
マルシェは楽しかった。
とんでもないものが平気で売られている。
その場で作るマカロンは美味しかったし、ガラスケースに並んだヤギの脳みそには度肝を抜かれた。
なんでも日本に行った時にインスパイヤーされたとかいう画家が描いてくれた墨絵風の猫の漫画(ちゃんと日本の色紙に書かれていた。どうやら色紙を個人輸入しているらしい)を買ってから、僕たちは近くのカフェにブランチを食べるために立ち寄った。
ブランチ。
ブランチとは朝ご飯とお昼ご飯がガッチャンコしたものだ。
その店の売りは蕎麦粉で焼いたガレットと小麦粉のクレープだった。
日本のガレットとは違って具沢山だ。真ん中には目玉焼きも載っている。
僕はハムとチーズのガレット、同僚のIさんはピーチのクレープをオーダーする。
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