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withworkが"時短ママを成長企業のエース人材に"という世界観を掲げる理由

(写真は3年くらい前、長女が歩き始めたくらいのころ。昭和記念公園にて。)

withworkをローンチして1ヶ月が経ちました

おはようございます、XTalentの上原です。(Twitterはこちら

「時短×ハイパフォーマンス人材の転職エージェント」として、withworkというサービスを先月にリリースしました。
気持ち的には1年くらい経ったかな?ってくらい怒涛の日々でした。実際にサービススタートし、沢山のユーザーさんとお話し、そしてキャリアや働き方の悩みを聞き続けたことで見えたことが沢山ありました。
今が一番フレッシュな気持ちのはずなので、改めて言語化して振り返ってみたいと思います。

課題の深さ > ユーザーニーズ、という現実

ありがたいことに、リリースしてからひたすら毎日、登録頂いたユーザーの方々と面談させていただいています。ご登録頂いている方の大半が、現職で時短勤務されている、または産休・育休中のママたちです。
皆さんバックグラウンドは様々ですが、やっぱり悩まれている点には傾向があるので、その一部をご紹介します。

・ 出産を経て、キャリアアップの可能性が閉ざされてしまったことを感じている。
・ 時短勤務になって、大幅に自分の待遇が下がった。
・ 時短勤務ができるのが3年間で、そのため契約社員やパート社員になり、任される仕事内容も大きく変わった。
・ 今の働き方で、小1の壁を乗り越えられるイメージが持てない。
・ 今まではハードワークもしてきたが、「この会社で復帰して働けるんだっけ?」と、育休中に感じてしまった。

これらのことからわかるように、出産を経て遭遇するキャリアの壁、が至る所にあるという事実にやはり驚きを隠せません。

おそらく、これ読んで「へー、大変なんだな?」くらいの感想に思ってる人いませんか?
でも、実はこの悩みって、決して遠い世界の話でなく、あなたの同僚、部下、家族が遭遇しているor遭遇する可能性がある話なのです。大企業・ベンチャー関わらず、人より活躍されてる方でも、多くの働くママが、それぞれ直面しています。

正直なところ、僕は最初「男性、女性関わらず、やっぱ子育てと共働き大変よね〜」くらいに思ってました。が、知れば知るほど、この負は女性に偏っているなと....。
女性のキャリアにおける障壁が本当に大きいと、強く感じさせられました。

(もちろん、夫婦間の調整で何とかなる場合もあるし、どういう選択肢を選びたいかは個人の問題でもあります。が、課題に直面してる人が一定数いる、という事実は確かだと思います。)

「時短ママを成長企業のエース人材に」は実現できる世界観である理由

「時短ママを成長企業のエース人材に」という言葉を、リリース時に掲げました。
いま改めて、実現したい世界観はこれだと思っています。

たくさんのユーザーさんとお話していて、これだけ優秀な人たちが、見えない壁に阻まれている、ということを感じた。その人たちが環境を変え、チャレンジし、活躍する機会を提供する。時短で働きながら、スタートアップで成果を出し、時間よりそのパフォーマンスが評価される。そうすることで、「時短でも関係なく、活躍できる環境がある。」という考え方が広がっていく。

そんなシーンを自分たちのサービスで実現できると確信することができました。

幸いなことに、
「うちは時短で活躍してる人いるし、採用時もそこで見方変えたりしませんよ」「こういうポジションで優秀な時短の方来て欲しいんですよ」と仰るクライアントとお仕事ができています。

急成長中のスタートアップばかりです。

「時短ママを成長企業のエース人材に」
そうそう、こういう人のバイアスをひっくり返すようなシーンをいっぱい作りたいんだよな、と立ち返りました。

時間が制約されるからできることって、たくさんあります。
自分がいなくても業務が回るよう、時間じゃなく仕組みで解決する。この発想、深夜までひたすら働くぜ!マインドだと生まれづらいんですよね。(経験則)

時短ママが活躍し、エースになる環境。誰にとっても働きやすくないですか?

人は誰しも、会社や環境、状況など、それぞれの働き方のなかで生きています。
もちろん、フェーズに応じてやること沢山、みんな夜中まで仕事する、な時期があることは否定しません。
でも、ずっとその働き方は続けるにはやはり限界があると思うのです。そして、そのやり方では人が採用できない時代になってきていることも周知の事実です。良き仲間を採用するためには、共感されるビジョンはもちろん、良き環境・文化が求められる社会になったと感じています。(別にオフィスの豪華さ、福利厚生の充実といった意味でなく、働き方の柔軟性・多様性・活躍する機会、そしてそれに応じた待遇。ということなのかなと。)


少子化といえど、共働きで働く人たちが増えてきている社会において、ライフステージに応じて働き方を変えるタイミングが確実にあります。妊活・育休・保育園に預けながらの職場復帰、そして小1の壁、または家族の介護。「そういうの関係ないやつだけがベンチャーで働けばいいんだよ」って、言えますか?

企業経営は生きるか死ぬかの戦い。だからこそ、色んなものを背負いながら、いっしょに企業成長できる仲間を集めたいと自分自身も思うし、背負うものは個人によって様々です。経営していると、そういうものを沢山背負わないといけないんだな、と痛感しています。

自分の感じたペインからはじめた取り組みですが、もっと先を目指していきたい。多様な働き方、生き方を実現できる社会をめざして、やれることを精一杯やれたらなと思います。ひたすらPDCA回します。

もっとチャレンジしていきます。
一緒にチャレンジし、目指す世界観を実現できる、強い仲間を引き続き募集中です。


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