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「20代の頃とは違う。これからは、社会に価値ある仕事がしたいんです。」ー キャリアとライフをトレードオフにしない転職相談

こんにちは、ワーキングペアレンツのための転職サービス『withwork』を運営しています、XTalent代表の上原です。
だいたいの方から「エックスタレント」と呼ばれるんですが、実は「クロスタレント」と読みます。最近名刺にもふりがなを振りはじめました。

子どもができて、「何のために働くか」を考えるようになった

withworkの面談で、こうしたお話を聞くことはとても多いです。
働きやすさ、育児とトレードオフにならないキャリアを考えたいのだけど、その上でやりたいことは?と聞かれたら、社会的な意義のある仕事をしたいんです、と。

そして、自分自身もまさにそうでした。
新卒でベンチャーに入社したこともあり、20代の頃はとにかく自分の成長、大きなことにチャレンジしたい、そんなことばかりを考えていた気がします。
でも家族ができ、自分の時間を何に費やすのか?ということに向き合わざるを得ない中で、この「限られた時間」を本当に価値ある仕事に投入したい。そう思うようになっていたのかなと思います。

ちなみに前職はモビリティ業界でしたが、「自分の子どもがこれから生きていく社会を、どれだけ豊かで良いものにしていけるか」ということを考えながら取り組めていました。

今までは目の前の仕事で成果を出すこと、最短で昇格すること、そういった「キャリアアップ」のみを目指していた方が、「でも、この仕事で社会はどうよくなるのだろう?」「もっと、自分らしいチャレンジがあるんじゃないか?」とふと立ち止まってこの先のキャリアを考える。そんな相談をwithworkではよくいただきます。

じゃあ、価値ある仕事とは?ソーシャルグッドへの強いニーズ。

ビジネスって誰かから対価をいただくことなので、どんなビジネスであれその相手に価値を提供しているということになりますよね?という意見もあると思います。
特にスタートアップは、今まで解決されなかった課題を解決するサービスを生み出すことが殆どなので、何かしら社会意義のある取り組みをしています、という会社も多いです。

でも、自分が価値を感じる仕事とはどういうものだろう?
この自らへの問いがとても大切だと思うんですよね。

ざっくりいうと「そのissueを解くべきだと、自分が心から同意できる仕事」となるのでしょうか。

例えばワーキングペアレンツであれば、育児、教育あるいはジェンダーギャップといったキーワードがあがりやすいかもしれません。
または、その人の生い立ち、周辺環境、原体験から抱いている課題意識。自分が元々感じていなくても、「この課題を解決したいです」という会社の話を聞いて、自分も一緒にそれをやりたい!と直感的に感じることもありますよね。総じて、ソーシャルグッドなビジネスということなのかもしれません。

トレードオフにしない働きやすさを大事にしつつも、withworkでは「自分の限られた時間を費やしたいと思える、価値ある仕事」を見つけられるご支援をしたいと思います。

強いミッション、カルチャーに人が集まる

この視点、採用をしたい企業にとっても非常に大事なことだと捉えています。
事業の成長性、マーケットの規模、給与。いずれもとても大事なことです。ただ一方で、そこだけでは惹かれない、という声もあります。何のためにその仕事に取り組むのか?その先にどんな世界を実現しようとしているのか?
そんな「物語」に優秀な人材が集まっていく、というケースが体感的にも増えていっているように思います。

以前カミナシさんにインタビューさせていただいたときの、CEO諸岡さんのこんなエピソードがとても素敵だと感じました。

諸岡さん:今、私の子どもは8歳で、12年後に就職活動が始まります。そのときに、いろいろな職業から自分の仕事を選ぶわけですが、その選択肢の半分は、製造業やサービス業など現場で働く仕事です。日本の就業人口は6,700万人といわれていますから、3,900万人弱が現場で働く“ノンデスクワーカー”ということになります。

私は、食品工場や清掃業、航空産業の現場で働き、IT業界にも従事して、現場とオフィスの両方を経験しています。そんな私が子どもに「現場で働きたい」と言われたら…?現時点では他の仕事を勧めてしまうかもしれません。けれども、カミナシがノンデスクワーカーの働き方を今よりもっとスマートに面白くすることができれば、20歳になった子どもに現場で働くことを全力で勧めることができる。12年後、そういう社会になっていれば、子どもに誇れる仕事人生を送ってきた、と胸を張れるでしょう。

自分の子どもが大人になったとき、今より進む道の選択肢を増やしたい、と願う人と一緒に働きたいと思っています。

やりたいことは?と言われて「ブルーワーカーの課題解決」と真っ先に答える方は、おそらくマイノリティではないと思うんですよね。それでも、この話はとても魅力的に聞こえましたし、実際withworkユーザーの方々にお話しすると関心持っていただくことが多いです。

こちらの、ハリズリーさんの記事も。

「自分は子どもが生まれてから、『子どもたちはこの先の未来をどうやって生きていくんだろう?』と考えるようになりました。そして今は、少しでも明るい未来にしたいという想いでこの仕事をしています。

当社の事業は日本のモノづくり産業を発展させることによって、未来に彩りを与えるものです。豊かな世界を作ることに、ぜひ一緒に挑戦していきましょう」


まさに、「働きやすさ」と「未来につながる仕事」がトレードオフになっていない魅力的なストーリーだと感じました。

こうした働きがいある仕事を求めてキャリアに悩む方、ぜひ一度withworkにご相談ください!

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