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休日こそシンプルに

休日になると、日ごろのストレスを最大限に発散するかのように、暴飲暴食に勤しんだり、出歩いたりする人がいる。

自分の人生なので、好きなように生きたら良いと思っている私は、休日に意識していることがある。

それは、あれもこれもと派手に手を出そうとするのではなく、シンプルに撤することだ。

食事でいうと、安価で美味しく、健康に良さそうなものを適量摂取する。

私にとって、納豆、しらす、バナナ、卵、ヨーグルトは至福の食べ物である。

人間の身体というのは、本当によくできていて、食事内容によって、身体の動かしやすさや肌のツヤ、胃腸などの調子がまったく異なってくる。

趣味でいうと、自分の知らない世界へと導いてくれそうな内容の本を手に取り、同じ姿勢が続くことのないように微調整を加えながら(筋肉が凝り固まるのがイヤなので)読み続ける。

飽きてきたら、別の本に移るという選択肢もあるが、私は1冊を熱中して読むのが好きだ。

読むという作者との対話を通じ、訴えかけてくるものが見えてくるのは、集中して1冊に向き合ったときが多い印象を持っているからだ。

作者の熱意というか、オリジナリティに富んだ考えが強ければ強いほど、私の学びも深くなる。

さて、シンプルを意識して休日を過ごすことにより、わかったことがいくつかある。

まず、「シンプルは頭の中にも心の中にも、余白を生んでくれる」ことだ。

今の世の中は、モノであふれ返り、サービスが充実しており、携帯電話やパソコンとのにらめっこが人気である。

気づけば、時間や思い描いていたのとは違う人間関係に支配されている状態が訪れる。

そんな中、シンプルに過ごそうとすることで、自分にとって大事な核となる部分に目がいき、頭も心もクリアになって冷静に自分の時間を過ごすことができる。

次に、休日をシンプルに過ごすことでわかったことは、「休日明けの平日が楽しく感じられること」だ。

一般的に、月曜日などの学校や仕事が始まるタイミングというのは、憂鬱に感じる人が多いだろう。

ところが、休日をシンプルに過ごすことで、自分自身が精神的にも肉体的にも整い、やる気に満ち溢れた状態が作り出されてイキイキと過ごすことができるのだ。

周りの人たちが、憂鬱そうに、しんどそうにしている中、イキイキと活力にわいた状態というのは、とても楽しく仕事に向き合うことができる。

休日にドカーンと楽しんで、平日は憂鬱に過ごすより、休日はシンプルに過ごすことで、平日も安定した日々を過ごす方が良いと私は感じている。


#休日のすごし方

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