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サステナブルな医療を目指して

ユビー株式会社 / Ubie Discovery の医師の白石と申します。
AI問診ユビーという、問診を通じて診療をサポートするサービスを開発しています。

医療の課題として、医師の作業が山積みで結果として医師残業時間が過労死レベルであることや、また学ばなければならない医学知見や知識の量が膨れ上がり、個々の医師が勉強・努力することが容易でない状態が挙げられます。

日本はどんどん高齢化がすすみ今までのやり方を続けていくと医療は成り立たない。いわゆる”サステナブル”(=持続可能)でない。
これを医療AIやヘルステックでなんとかしたいと思い今の会社で働いています。

機械でもできることは機械にやらせればいい、みんななんとなく思ってますよね。電子カルテの導入や、スマートシティ構想など国からお金が出たりしていますが、いまいち、現場の医者としては変わった気がしない・・・。

こちらの本の言葉を借りるならば「大きな社会実装」については成されているけれども「小さな社会実装」、真にユーザーに便益が有る形での社会実装が上手く成されてきていなかったのかもしれません。

真に、ユーザーにとって価値のあるものを作っていくというのは小さな積み重ねであると日々感じます。

医者、という観点から我々のサービスを現場に着実に実装していく・価値を感じられるものにしていく上で大事だなと感じることは以下の3点です。

1.ユーザーからのフィードバック
2.継続的な専門医のサポート
3.サービスへの応援

1.ユーザーからのフィードバック
サービスからのフィードバック
作ったサービスが思惑通りに使える・使われるかは、ユーザーが使うまでわかりません。AI問診ユビーを使用くださる先生方より実際の機能に対して、絶え間なくフィードバックを受けることでより良いサービスとなることを目指すことができます。

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AI問診ユビー上で問い合わせを投稿いただくことで

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日常使うチャットツール上に流れてきます。一日に多くの問い合わせ・改善要望や実際使用するにあたっての気づきをシームレスに頂戴し、次の改善施策を練っていきます。

・ユーザーインタビュー
直接お伺いしたり(コロナでなかなかお訪ねできておりませんが・・・)、テレビ電話で実際の使用感などお伺いさせていただくことも多いです。貴重な機会かつ社員が皆ユーザーの先生に話に飢えていますので、こちらもチャットツール上で、インタビューの調整を行っております。

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2.継続的な専門医のサポート
自社内だけではカバーできない専門的な知識を助けてもらいます。時にデータやプロダクト開発を通して助けていただきます。

2021年5月ユビーには常勤の医師が6名と、業務委託の先生方50名強います。

チャットツールなどを通じて、非常に専門的なアドバイス頂戴しています。

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自分たちの勉強不足を補ってくださる先生方、まだまだ募集しております!「手伝ってもいいか」という方はこちらの業務委託医師入力フォーム入力くださいますとうれしいです。

3.サービスへの応援
これはあまり論理的ではないのですが・・インタビューを通じてや、勉強会などを通じて診療されている先生方の「患者をよくするんだ。医療をよくしたいんだ。」という熱にふれると、「一刻もはやくこういった先生方の助けにならなければ」という思いを新たにさせられます。
普段、数字と論理に向き合いがちな生活なので余計に・・・・。
勉強会などいろいろ機会をくださる先生方や、また「医療をよくしてほしい」とエールをくださる先生方には、本当にいつも力を頂戴しております。

おわりに

着実に、愚直に小さな社会実装を積み重ね、サステナブルな医療を実現する一助となっていきたいと思っております。今後共、ご助力・応援のほどお願い申し上げます。

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