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これからどうするか
大学時代にアドラーの哲学が書かれている『嫌われる勇気』を読んだ。それ以来アドラーの考え方が私の生き方に少なからずの影響を与えている。
アドラーの哲学の中でも共感するのはタイトルにもあるとおり、これからどうするか、という一見ありきたりな言葉。これだけ聞くと普通っぽい。
作中ではアドラーの三角柱なるものが登場する。一つの目の側面は「悪いあの人」、二つ目の側面は「かわいそうな私」、人間の悩みはだいたいがこの2つに終始すると。あのひとのせいで!…とか、なんでこんなに頑張っているのにわたしは…とか。こういった感情を持つことに対して否定するわけじゃない。ただ、そんな悩みばかりに囚われていると何も進まない。いったん立ち止まって感情を吐き出して整理する、そして『これからどうするか』。
三つ目の側面は『これからどうするか』。
先へ進むためには過去に囚われてばかりではいけない。失敗や後悔もあった、壁にぶち当たった、それを踏み台にして、次なにをしていくのか。これを考えなくてはならないと。
なにが起こるか分からない世の中に生きる自分たちは、この世の中に愚痴や不平不満ばかり言っていてはなにも始まらない。まずは自分がどうするか。
運命を変えて、人生をデザインしていくのは自分自身でしかない。
『嫌われる勇気』読んでみておくんなまし〜。
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