河辺達朗 メキシコ工芸 プレぺチャストーリー セレクトショップ

メキシコ・ミチョアカン工芸品,メスカル買付け代行サービス、販売∔Web系ITエンジニア…

河辺達朗 メキシコ工芸 プレぺチャストーリー セレクトショップ

メキシコ・ミチョアカン工芸品,メスカル買付け代行サービス、販売∔Web系ITエンジニア  ● 工芸家より直接販売 ⇒ https://purepecha.net/ ●メスカル ⇒ https://purepecha.me/ ● 日本とメキシコを繋ぐ,ミチョアカン作家ネット構築中

マガジン

最近の記事

パッツクアロ、プレぺチャ伝統 手織り品を腰機(こしばた)で織る、これは日本由来では?

かってプレぺチャ民族の首都であったパッツクアロ、その前は別の町ツィンツンツァン。 ここで疑問あり。 スペインに腰機織りの文化ある? 15世紀頃、メキシコがスペイン支配の時代、バスコ・デ・キロガ司教がミチョアカンに来て、プレぺチャ民族に対し、教育を地元の経済発展に貢献しました。 バスコ・デ・キロガ司教のおかげで、奴隷扱いされなかったです。 腰機織りは、バスコ・デ・キロガ司教がスペインから職人たちを派遣し広まりました。 この当時、スペインに腰機織りがあったのか? 日本で

    • メキシコにも、金箔を使った工芸品、プレぺチャ伝統のラッカー塗り、金沢の金箔工芸みたい

      かってプレぺチャ民族の首都であったパッツクアロ、その前は別の町ツィンツンツァン。 ここでは、スペインから伝えられた金箔のラッカー塗りがあります。 描画に沿って、金箔を貼り付ける手法は、金沢工芸家みたいです。 パッツクアロにしか、この職人さんはいません。 ここで疑問あり。 スペインに金箔工芸の文化ある? 15世紀頃、メキシコがスペイン支配の時代、バスコ・デ・キロガ司教がミチョアカンに来て、プレぺチャ民族に対し、教育を地元の経済発展に貢献しました。 バスコ・デ・キロガ司教の

      • メキシコのスモーキーなお酒メスカル、風味を深めるメスカルのカクテル

        サンタ クララ デ コブレでは、メスカルと銅の生産地で有名ですが、メスカルと銅の関係は深いです。 美味しいメスカルには、熱の伝導がカギとなります。 サンタ・クララ・デル・コブレの銅メスカル製造工程は、代々受け継がれてきた伝統的な製法は独特で、この地域のメスカルに特別な特徴を出しています。 ミチョアカンのようなメスカル生産地では、ヒスパニック時代以前からすでに銅職人の伝統があった。銅製の蒸留器の成形方法に関する知識は、世代から世代へと受け継がれてきました。 銅の特徴 熱

        • メキシコ工芸品でメキシコにいる気分に、メキシコでシニア起業で営業まわり

          メキシコでシニア起業、メキシコ工芸品の買い付け代行サービス営業 「メキシコのミチョアカン工芸品を「プレぺチャ」ブランドとして広めたい」 起業はじめは、日本語教室、集客がうまくいく自信がなくなってきたので、Web制作、そして今本格的にやっているメキシコ工芸品買い付け代行サービス・販売で起業することにしました。 メキシコ工芸品買い付け代行サービス・販売は、CMS、ECMのシステム開発技術を活かすことができるということで選択しました。 こちらの分野の経験はゼロ、ゼロから新し

        パッツクアロ、プレぺチャ伝統 手織り品を腰機(こしばた)で織る、これは日本由来では?

        マガジン

        • プレぺチャ
          19本
        • サンタ・クララ
          7本
        • メキシコ・パッツクアロ・ホットチョコレート
          2本

        記事

          メキシコ、ミチョアカン・スイーツ

          ミチョアカンの代表的なお菓子 モレリア市内にあるバレンティン・ゴメス・ファリアス(Valentín Gómez Farías)市場は、お菓子と手工芸品市場で、歴史のあるモレリア市を訪れる観光客には欠かせない場所です。 この絵のようにきれいな市場には、味、香り、色のバラエティーに富んだ魅力的なものがたくさんあります。 モレリアのお菓子と工芸品市場は、1968年9月14日、かつてイエズス会学校であった場所の一部、現在はクラビジェロ宮殿に設立されました。 現在では、ミチョアカン

          メキシコのアレブリヘとは?プレぺチャ文化のカラフルなフィギュアーツ・オブジェ

          アレブリヘスとは何か、メキシコの民芸品であるアレブリヘスの歴史とは? メキシコでは、手工芸品の世界は非常に広大であるため、特定の作品の起源をたどることはしばしば複雑な作業となる。原住民の創作から現代に至るまでの伝統を持つ職人や工芸品の数は、おそらく国の歴史そのものよりも多いと思われます。 カラフルでファンタスティックなフィギュア・アーツ ラ・メルセッド地区の職人、ペドロ・リナレス・ロペス(Pedro Linares López)  アレブリヘスの狂気的な起源、その広範

          メキシコのアレブリヘとは?プレぺチャ文化のカラフルなフィギュアーツ・オブジェ

          メキシコ全土で有名なカトリーナ、ガイコツ人形の原点

          カトリーナの故郷カップラ モレリア市内にあるカップラ(Capula)の土地は、粘土を焼いて装飾した製品、中でもカトリーナ(Catrinas)の製造が特徴です。 カトリーナは、ミチョアカン州とメキシコ全土の歴史と死者の夜のお祝いの両方で有名になったキャラクターです。 ホセ・グアダルペ・ポサダ(José Guadalupe Posada) 1910年に有名な彫刻家、風刺画家、イラストレーターのホセ・グアダルペ・ポサダ(José Guadalupe Posada)カトリーナ

          メキシコ全土で有名なカトリーナ、ガイコツ人形の原点

          ミチョアカン、モレリアの小さな村カップラの焼き物 #3 点描陶器について

          カップラは、700以上の職人工房が点描陶器や粘土で素晴らしい作品を作っている町です。 前回ブログの続きです。 カップラで使用する粘土は、地元の鉱床から採取されたもので、手作業で準備され、浸漬、踏み固め、濾過して精製されます。 粘土で手作りされ、鮮やかな色彩とカプリナード技法(デザインがカプリンの花に似ていることからこう呼ばれる)で装飾が施されています。 カプリナード技法とは、ミチョアカン州カプラの典型的な技法で、大きさの異なる小さな円を描くことで、花や小さな透かし模様

          ミチョアカン、モレリアの小さな村カップラの焼き物 #3 点描陶器について

          パッツクアロ、プレぺチャ伝統の植物繊維工芸品、チュスパタ織りを探る

          ミチョアカン州パッツクアロ、パッツクアロ湖周辺の村は、以下のような天然植物繊維を使った手工芸品で有名です。 前回のブログ 古くから、ミチョアカン州パッツクアロの湖水地方に住むプレペチャ族は、チュスパタ(チュールとも呼ばれる、水面上にトゲを出す多年生の草本植物)の植物繊維を使ってマットを織る習慣を持つようになったようです。 植民地時代、ドン・バスコ・デ・キロガは、先ヒスパニックの伝統をさらに発展させ、鎖編み、ペタート編み、撚り織りの3種類の織り方を教えてきました。 チュ

          パッツクアロ、プレぺチャ伝統の植物繊維工芸品、チュスパタ織りを探る

          パッツクアロより、プレぺチャ伝統イラスト風ハンドメイド刺繍品、プレペチャ族女性のメルヘン続き #2

          プレぺチャ伝統イラスト風ハンドメイド刺繍品の続き。 刺繍バックはこちらをご覧ください。 メキシコ、パッツクアロの刺繍 パッツクアロ湖、ハニチオ島を背景 網をチヨウの形にして水揚げします。 メキシコの子供の遊び、主に誕生日、クリスマス、新年の他にお祝い行事に行われます。 星形の入れ物ピニャータにお菓子類をいれ、縄でピニャータを吊るし子供たちが一人一人順番でピニャータをたたき割ります。 死者の日に飾られるガイコツ人形のイメージ サラペ刺繍, 広めのマフラー 当製品

          パッツクアロより、プレぺチャ伝統イラスト風ハンドメイド刺繍品、プレペチャ族女性のメルヘン続き #2

          メキシコ、コーヒーの飲み方「カフェ・デ・オジャ」

          カフェ・デ・オジャ、土鍋にコーヒー、水を入れて煮込んだコーヒー。 この飲み物の名前は、調理器具である土鍋に由来していて、カフェ・デ・ラ・オジャとも呼ばれています。 私が好きなコーヒーの飲み方のひとつで、好きな味に調整でき香りがでてきます。 ピロンシージョ(日本の黒砂糖にあたるもの)とシナモンの組み合わせが好きです。 伝統的にカフェ・デ・オジャは土鍋又は土壺で作ります。 おいしさの秘密は、沸騰したお湯にコーヒーを入れて火からおろし、蓋をして蒸らします。とてもシンプルなやり

          メキシコ、コーヒーの飲み方「カフェ・デ・オジャ」

          パッツクアロ、プレぺチャ伝統のペダル織機で織った織り物

          パッツクアロとメキシコのミチョアカン州の織物の歴史は豊かで、この地域に住んでいた先ヒスパニック文化、特にプレペチャ文化に深く根ざしています。 パッツクアロの手織り毛布は、コットンとアクリルの糸で作られ、その品質の高さで名声を博しています。伝統的なペダル織機が使われるメキシコの織物工芸です。 プレペチャ族は、スペイン人が到着する前に、複雑で高度な紡績と織りの技術を開発し、背負い織機、天然染料、精巧な織り工程を駆使して、民族服を生み出してきました。 植民地時代には、プレペチ

          パッツクアロ、プレぺチャ伝統のペダル織機で織った織り物

          メキシコ、サンタ クララ デル コブレのエッチング銅製品

          ミチョアカン州サンタ・クララ・デル・コブレの銅彫刻は、工芸の伝統として長く興味深い歴史を持っています。 ヒスパニック以前の時代、プレペチャ文化圏では、すでにこの金属で宝飾品や鐘などの装飾品を作っていました。 16世紀の植民地時代に、スペインのフランシスコ会修道士が来て、新しい冶金技術をプレペチャ族に教えたことで、サンタ・クララ・デル・コブレの銅の鍛造と彫刻の工房が統合されました。 17世紀には、サンタ・クララ・デル・コブレは、すでに土着とスペインの影響を受けた素晴らしい

          メキシコ、サンタ クララ デル コブレのエッチング銅製品

          メキシコ、プレぺチャ文化のカラフルなアレブリヘス オブジェ

          カービングは、メキシコのミチョアカン州パッツクアロ地方のプレペチャ(Purepecha)文化を代表する工芸品のひとつで、代表的なものを紹介します。 仮面 仮面は、伝統舞踊の儀式用と装飾用の両方があります。 普通、シカ、ワシ、ジャガーなどの動物や、土着の特徴を持つ人間の顔を表して、鮮やかな色で描かれています。 アレブリヘス アレブリヘスは、オアハカ州のサン・マルティン・ティルカヘテという町が発祥の手工芸品です。 その生産はパッツクアロ湖主変の村にまで拡大しました。 19

          メキシコ、プレぺチャ文化のカラフルなアレブリヘス オブジェ

          メキシコのミチョアカン工芸品を「プレぺチャ」ブランドとして広めたい #3: 私のシニア起業 - ECサイト型クラウド開発

          メキシコのミチョアカン工芸品を「プレぺチャ」ブランドとして広めたいという思いで、ハンドメイドマーケットのようなminneやCreemaのECサイトをモデルにECサイト型クラウドのシステム開発を進めています。 「プレぺチャ」ブランドのECサイトは、メキシコの工芸作家やアーティストと、日本の卸売業者や小売業者、一般消費者をつなぐシステムです。 最近、日本、メキシコ共、模造品の輸出入が問題になっていますが、私の起業ではオリジナル商品の販売を重視し、工芸作家やアーティストから直接

          メキシコのミチョアカン工芸品を「プレぺチャ」ブランドとして広めたい #3: 私のシニア起業 - ECサイト型クラウド開発

          メキシコのミチョアカン工芸品を「プレぺチャ」ブランドとして広めたい #2:私のシニア起業の拠点 モレリア

          メキシコ・ミチョアカン州都、歴史ある都市モレリア。 モレリアはパッツクアロと並んでシニア起業の本拠点としています。 起業プロジェクトでモレリアとパッツクアロ間を往復しています。 最近はかなり都市自体が成長してきました。 モレリアを写真で紹介します。 プレぺチャ王女の泉 観光客や住民に注目されるモニュメントで、プレぺチャ文化の象徴です。 3人の王女はアツィンバ、ツェツァンガリ、エレンディラで、果物のかごは豊かさを象徴し、台座のカタツムリは人間を表し、これらの装飾の組み

          メキシコのミチョアカン工芸品を「プレぺチャ」ブランドとして広めたい #2:私のシニア起業の拠点 モレリア