ラインアウトのスピードアップ ジャンプ編
クボタスピアーズ今野です。
本日は、ラインアウトのスピードアップの第2回ジャンプ編です。
ジャンプのスピードがアップすると、こんなメリットがあります。
①DFが張ってても先に取れる
②ストレートボールが取れる
③困った時にも一番前で取れるから安心♪
1.ジャンプのスピード = ジャンプ力じゃない
ジャンプ力があると考えると、学校でのスポーツテストで測った「垂直跳び」を思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、ラインアウトのジャンプのスピードにおいては垂直跳びの記録は関係ありません!
ラインアウトのジャンプで求められる事は、
「動作が始まってからボールを取るまでをどれだけ短縮できるかという事」です。
2.垂直跳びから引き算して考える
とは言え、垂直跳びは共通の認識が持てていると思うので、そこを軸に書いてみます。
教科書的なものに書いてある垂直跳びのコツは下記4点です。
◆垂直跳びのコツ
①素早く沈み込む(深くても90度程度まで)
②腕を思いきり振り跳ぶ
③膝だけでなく股関節も伸ばす
④垂直に跳ぶ
ここからラインアウトのジャンプのスピードアップに繋げる為に、①②の部分を引き算します。
3.「素早く沈み込む」 を変える
速さを求めているので素早くは正解ですが、ほぼ沈み込まないになります。
沈み込んでいる間にDFに跳ばれます。
一瞬クンッと膝を曲げるくらいにしておきましょう。
2直(一番前で跳ぶ)の場合は、その暇もなく最初の姿勢のまま跳ぶくらいのイメージです。
4.「腕を思いきり振って跳ぶ」 を変える
腕を振ると遅くなるのは明白ですので、小振りに変えていきます。
あと、ジャンパーの人は、最初の手の位置はどうしているでしょうか?
恐らく9割以上の人が、胸の前に両手を上げて構えろ!と言われた経験があると思います。
それが本当に最も速いのかどうか? 試してみてはいかがでしょうか?
5.他に気にしたい事
垂直跳びとの大きな違いに、「前後の動きがある」が挙げられます。
この前後の動きがある中でのジャンプにおいて気を付けたいのが、
「足の運び方」とその中の「バウンドしない事」です。
むしろこっちの方が役に立ちそうだけど、長くなりそうなので割愛します。
もし細かく聞きたい方がいましたら連絡を頂ければ解説致します。
まとめ
今回は、キーになる部分を垂直跳びからの引き算という形で整理してみました。
いつものようにほぼそりゃそうだよねというすっきりした形になりました。
追々ドリル等も書いていきたいと思います。
以上
ありがとうございました。
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