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看護師からスタートアップへ転職します。

3月に大学院を修了し、今後のキャリアを考えて転職活動をしていました。その結果、ヘルスケア領域のスタートアップから内定をいただきました。久しぶりの転職活動を振り返ってみます。

まず、ここ2年間は非常勤で訪問看護をしながら、教員や企業での仕事もしていました。非常勤で複数の仕事を掛け持ちするのも良いかと考えた時期もありましたが、非常勤であるが故に、どうしても裁量や時間の制限がありました。それはストレスがかかりにくいことも意味するので、大学院の学習に専念できたという意味では良い面でもあります。しかし修了してみると、やはり私はどこかにコミットして働きたいと思うようになりました。

訪問看護の仕事は、地域の医療を支えているという実感が感じられ、私には非常に合っていたのは大きな発見でした。一緒に働く仲間も良い方々で、今の訪問看護ステーションに常勤で入職するかも考えました。しかし、大学院で学んだことを活かすことを考えると、看護学校や大学の教員になることも選択肢のひとつでした。何校か見学させてもらい、教員も良いなと思いましたが…最終的にはスタートアップを選びました。自分でもまさかこのような選択をするとは予想がつきませんでした。

きっかけはビジネス系SNSでの募集を見たことです。その企業は地域医療・福祉のDX化を事業としています。元々テクノロジーに関心があったこともありますが、大学院での学びを通じてパフォーマンス支援に興味を持ったことが大きいです。実際に地域医療の現場で働く中で、DXを通じてパフォーマンスを高めることができる余地があると感じました。さらに言えば、日本の人口減少を考えると、DX化は絶対に必要です。

募集内容を読み、社会的意義と自分の得意なこと・好きなことが一致する感覚がありました。さらにトップの方と何度か話し、その考えに共感しました。そして、未経験の領域に挑戦したいと感じました。

看護師として現場で働くわけではなくなりますが、看護師や教員としての経験、大学院での学びを活かし、日本のヘルスケアをより良くするために貢献できることにワクワクしています。働くのはこれからですが、自分の選択に後悔はありません。幸い、現在働いている訪問看護ステーションには、「アドバイザー」という形で残してもらえることにもなりました。

これまでは「看護師」あるいは「看護教員」として働いてきましたが、今回の転職では「カスタマーサクセス職」として採用していただきました。全く異なる働き方ですが、新しいチャレンジを楽しみ、謙虚な気持ちで働いていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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