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「新しい古本」とは

「新しい古本」とは私が管理している50ページほどの自作本のことです。

この本はいろんな人に自由に書いてもらうことで完成します。なので、現在はまだ未完成です。みんなに書き込まれて、使い古されていくことで完成するのです。

それでは、「新しい古本」についての紹介をしていきたいと思います。

ここからは、3分ほどで読めますので是非お読みください。



名前は

私は「新しい古本」と呼んでいますが、別に本の名前があります。

それは、「ver.99」という名前です。これは初めての書き込みをしてもらう前まで考えに考え抜いてつけた名前です。決まった読み方はありません。

ただ、ここに込めた想いは、皆さんに一筆付け加えてもらった時に新しい価値を持てるようにと100の一歩前で止めて99です。

古本でもバージョンが.100になったらむしろ新しいよね。って洒落です。



どんな本なの

はじめにも少しお話ししましたが、いろんな人に自由に書き込んでもらうことで完成していく参加型の本です。

ただ、自由帳のように完全に自由に描くわけではなく、合計で5枚の絵が印刷されています。その絵をじーっとみて感じたことを感じたように自由に書いて欲しいわけです。わからないなら、わからないでもいいのです。

参加のハードルは低く、文字がかければ誰でも参加することができる本です。


そして、次の人が印刷された絵と前の人たちが書いたコメントを読んで自分の考えを自由に記していきます。

1言だけ書くの人もいれば、ページの半分も書く人もいます。また、絵を描く人や他の人の記述に「おもしろい!」などのコメントする人も。

使い方は自由です。本を読んで、書いてある通りに読んでみてもいいし、他の人の考えを読むだけでも何をしてもいいのです。


ただ、絵に落書きだけはしないでね。

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どこからきたの

この本は、私が昔読んだ本を読み返している時に「なんでここに線なんて引いているんだろう」と思ったところから生まれました。

古本あるあるだと思うのですが、人の書き込みの意図を想像しているうちに、なんだか前に読んだ人の思考を考えてしまいちょっと楽しくなったりします。それをみんなで回し読みしていけば、さらにおもしろさが詰め込まれ、楽しいコンテンツができると思い作りました。


そして、私がテーマに選んだのが絵です。

なぜなら、絵であれば年齢や国籍に限らず誰にでも楽しむことが可能だからです。子どもからお年寄りまで、文字がかければ参加もできます。

絵というと少し身構えてしまう人もいるかもしれませんが心配ありません。専門的な知識や、正しい見方というものはありません。

今までに参加してくれた人たちは自由に感じたままに書き込んでくれています。そして意外と書いていると前のめりになっちゃうのが見ていておもしろいです。


背景理論的なのを手短に説明すると、
創ることで学ぶ「ワークショップデザイン」の要素と
対話を通してアートを観る「対話型鑑賞」の要素から、この本の設計をしました。詳しく知りたい方は聞いてください。

簡単に説明すると、この本を読むことで「新しい古本」へ参加できます。そうして、参加を通して、それぞれに違った気づきや深まりが現れます。

さらに一言付け加えるなら「新しい古本」はお世辞抜きに、おもしろいコンテンツです。



どうしたら会えるの

私もこの本を多くの方に読んで参加していただきたいのですが、実際にあって書いてもらうということが今の時代にあっているのかと言ったら難しいところです。

しかし、実際に生の筆で多くの人が考えを綴り、ページをめくることに意味があると考えているので私にアポをとってくれれば本をお渡しに行きます。

現在時点の読了時間は10分かからないぐらいです。今後書き込みが増えてくると伸びる可能性はありますが、ゆっくり楽しんでもそれぐらいは堪能でき、絶対におもしろいです。

アポはこちらからDMやリプで送ってもらえるとすぐ気がつけるのでよろしくお願いします。



最後に

この本のおもしろさは、なんとも文字で表現できないことが残念です。なぜなら、きっと人それぞれ面白さが違うからです。

漫画のように楽しむ人もいれば、小説のように読む人もいるし、クイズのように考える人もいるかもしれません。もしくは、これ自体がアートと感じる人もいるかもしれません。

それは、読む人によってそれぞれ違うかと思います。


唯一共通していることは、みなさん読んで参加しているうちに前のめりになっていくところです。これを書いている現在100%全員が書いているうちに姿勢が前のめりになってきます。

これが私の思うおもしろいところでしょうか。

少しでも興味を持ってもらえれば嬉しいですし、読みたい方は是非連絡入れてもらえるとさらに喜びます。

この一つのアナログコンテンツをこれからも管理していきますので、ご興味ある方はtwitterなどを追ってみてください。随時この本を持っていって、参加してもらった人との会話や気づきを発信しています。


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