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グラフでわかる。西武の防御率の改善度合いが半端じゃない

この日経新聞の記事が、素晴らしいです👍


この記事を読む前から、僕も強く疑問に思っていました。

「なぜ、急に西武の防御率は改善したんやろ?」

この疑問については、上記リンクの日経新聞の記事で、かなりカバーされていると思います。

ただ、それでも

「西武って、ここ何年も防御率はリーグワーストやったやんな?」

と気になってきたので、データを整理してみました😃


すると、やっぱりグラフで示すことで、

「驚異的な改善度合い」

が可視化できたと感じました。


対象データ

データの対象期間

2010年〜2022年まで

12年分のシーズンのチーム防御率を対象としました。


2010年以降のパリーグ チーム防御率


防御率の推移

折れ線グラフ

2010年以降のパリーグ チーム防御率の推移

まずは、ぜひ水色の西武にだけ注目して、動きを追って頂ければと思います。

いかがでしょうか?

「いや、2022年にかけて急降下し過ぎやろ!😃」

と思いませんでしたか?😅


アニメーションでは見にくい方もいるかもしれません。
静止画も載せておきますね。

2010年以降のパリーグ チーム防御率の推移


僕なりの考察

ざっくりまとめると、こういう印象かと思います。


2018年から2021年まで、西武は防御率がリーグで一番悪かった

それが、2022年で、急にリーグで一番良い防御率となった

2021年から2022年にかけての急勾配が、驚異的

とても素晴らしい改善だと思います。

そう言えば、オリックスやヤクルトが一昨年、前年最下位からリーグ優勝をしました。

それも本当に驚異的だと思うのですが、この西武の防御率の改善も、同じぐらい驚くべきことだと思っています。

このように、西武の防御率、オリックスとヤクルトの順位など、

「たったワンシーズンで、劇的に何かが改善する」

という傾向が、昨今のプロ野球には多い気がします。


箱ヒゲ図

2010年以降のパリーグ チーム防御率


箱ヒゲ図は、馴染みがない方もいるかもしれません。
少し、解説させて頂きます。

対象となるデータ(今回ならば2010〜22年の毎年の防御率)を、ひとまとめにして箱で表現したグラフです。

四角い箱の中に、全体の50%のデータが存在しています。

真ん中の太い線が中央値という値で、ちょうど真ん中にあたる値を示しています。

防御率ですので、全体的に箱の位置が低い方が、良いデータと言えます。

念の為、詳しいサイトのリンクも掲載します。
https://cacco.co.jp/datascience/blog/statistics/203/

箱ひげ図でご覧の通り、2010〜22年では、西武の防御率は一番悪いですね。。
箱が一番上に来ていますので。

このことからも、2022年の西武がどれほど驚異的な改善だったかがわかるかと思います。


余談ですが、ソフトバンクの防御率は異次元ですね。。😅
このことは、また別の機会に触れたいと思います。





今日も読んで頂いて有難う御座いました😃



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