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人工物と人間から離れて感じたこと
ここ3週間ほど、昼休みは休憩室で休まずに、近くの公園で昼寝をする習慣ができた。
もちろん、人と話すことはほとんどない。
郊外にあるその公園は、広くて自然が豊かだ。
最近は彼岸花が咲き始め、鳥のさえずりや川のせせらぎが耳に心地よく届く。
天気も涼しくなり、遠くを散歩する老人や遊ぶ子供たちの姿が増えた。
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僕はそこでナッツとゆで卵を持参し、日陰で20分ほど眠る時間を楽しんでいる。
最初は、昼寝をしていると周りの人が不思議そうに見ているのではないかと少し気になったけれど、今ではそんなことはまったく気にしない。
最近、子供に「仕事してないん?」と声をかけられ、「してないで、辞めてん」と笑いながら冗談を返したこともある。
自然の中で感じた変化
この昼休みの習慣を続けるうちに、ひとつ気づいたことがある。
それは、クリエイティブな思考がより活性化されてきたということだ。
これまで文章を書くとき、頭の中で言葉やアイデアが詰まることが多かったけれど、公園で昼寝をするようになってから、面白い表現や新しい発想が自然に浮かんでくるようになった。
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科学的にも、自然の中で過ごすことが創造性を高める効果があるという研究結果が出ている。
Kaplan夫妻の「注意回復理論 (Attention Restoration Theory)」
自然環境は集中力を回復させ、創造性を高める。自然の穏やかな刺激により、脳がリラックスし、認知機能が改善されることが示されている【Kaplan & Kaplan, 1995】。
Atchleyらの研究 (2012)
自然の中で過ごすと創造性が平均50%向上することが確認された。人工的な刺激から離れることで、脳がリフレッシュされ、創造的思考が促進される【Atchley, Strayer, & Atchley, 2012】。
Bermanらの研究 (2008)
自然の中での散歩は、注意力と創造力を向上させることが示された。都市環境よりも自然環境が、脳にポジティブな影響を与える【Berman, Jonides, & Kaplan, 2008】。
自然がもたらす効果
公園で目を覚ましたとき、涼しい風が優しく吹いていて、体も心もリフレッシュされているのを感じる。
その風が目覚めを手伝ってくれているようで、眠気が残らず、むしろすっきりした気分になる。
そして仕事に戻っても、自然と活力がみなぎっているような感覚がある。
自然は、まさに僕にとってのパワースポットなのだ。
昼休みの短い時間でも、自然に抱かれることで自分自身がリセットされ、午後の仕事に集中しやすくなる。
コーネル大学の研究 (2020)
自然環境で10分過ごすと、ストレスや不安が軽減され、気分が改善されるという結果が示された。
アメリカ心理学会 (APA) の研究
自然に触れるとストレスホルモン(コルチゾール)のレベルが下がり、心の健康が改善されることが確認された。
Bermanらの研究 (2008)
自然の中を歩くことで注意力が高まり、ストレスも軽減されることがわかっている。
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自然の力を取り入れる大切さ
日々の生活の中で、少しの時間でも自然と触れ合うことで、心も体も元気になれるのだと実感した。
自然の中でただのんびりと昼寝をすることが、こんなに効果的だとは思わなかった。
これからも、この公園での昼休みを大切にしながら、自分をリフレッシュさせ続けたい。
京都府某公園で、僕と自然浴する人募集します笑