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Leica SUMMARIT L 50mm F1.5


概要

ライカズマリット50mm F1.5をGOOPASSのサブスクで1ヶ月の最後に借りてみました。
やはりライカレンズのことといえばアトリエライカさん

5群7枚のダブルガウス球面レンズ、16枚絞りの美しいレンズ。
ライカスクリューマウントの前期型とMマウント化された後期型があります。
シュナイダーのクセノンの絞り羽根を6枚から16枚にしただけ、のような気もします。
重量は320gとずっしりしたもの、フィルター径は41mmというレア物。
開放ではすんごいフレアとゴーストに悩まされます。うまく使えればというレベルではなく暴れるし、あまり美しい虹は作らないので大変ですよ。

作例−昼間

F1.5 SS1/350 ISO64
F1.5 SS1/1250 ISO64
F1.5 SS1/2500 ISO64
F1.5 SS1/2000 ISO64
F1.5 SS1/1000 ISO64
F1.5 SS1/640 ISO64

盛大なフレアと虹ゴースト

F1.5 SS1/1000 ISO64

すざまじいぐるぐるボケですが、じつに美しく光を表現しています

F1.5 SS1/400 ISO64

コマ収差で光源は八つ橋に

F1.5 SS1/1000 ISO64

ああすばらしい、この絵が10万円で手に入るのだ…。


作例−夜景

続いて夜景

F1.5 SS1/160 ISO200
F1.5 SS1/160 ISO64 なんとベース感度であります
F1.5 SS1/160 ISO100
F1.5 SS160 ISO250
F1.5 SS1/160 ISO320
F1.5 SS1/160 ISO250

大きな玉ボケが期待できるわけではありませんが、絞り開放での光源の柔らかなにじみがなんとも言えない味です。
並品程度なら10万以下でスクリューマウントが手に入る、ズマリット50mm、他のライカレンズと比べてもお買い得だと思います。

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