見出し画像

意外とNo2が経営者に向いてる話

こんにちは!
辰巳航介です。

今、ボクは総合商社を辞めて経営の道でチャレンジしています。
多くの起業家の方にあって思うのは、
意外と2番手が良いと思っている人ほど経営に向いているという事実です!


先天的に突き抜けたリーダーシップがなくても、意志さえあれば、どんな人でもリーダーになる可能性があるということです。

2番手が経営に向いている理由

端的にいうと、トップに立つ人間が必ずしも先頭切って引っ張る性格でなくても組織はうまく成り立つためです。
むしろ陰で支えるような気質のリーダーの方が、周囲の人間に花を持たせられるため、より力強い仕事仲間を有していることが往々にしてあります。

これは、ボクにとってはかなりギャップでした。
以前商社で働いている時やテレビやYoutubeの世界でしか経営者を知らなかった時は、生徒会長とか部活の部長キャプテンのような強烈なリーダーシップで引っ張っていくリーダーのみが社長だという印象が強かったです。

実際、それは間違っていなくて、圧倒的な力を持ったカリスマのような実力者が組織を引っ張っている会社やチームも沢山います。
ただそれと同時に、先天的で圧倒的なリーダーシップがなくても組織を大きくし、利益を最大化している経営者も実際にいます。

なぜそれが成り立つのか?
その答えは『サーバントリーダーシップ』です。

サーバントリーダーシップ

サーバントリーダーシップとは、結果を出すためにリーダーが管理的にマネジメントするのではなく、相手に奉仕することを重視し、チームメンバーが活躍できる環境を整えることです。

特に経営者の中でも、ビジネスオーナーになりたいのであれば、このサーバントリーダーシップが非常に大切と学びました。

なぜならばビジネスオーナーは自らがその場にいなくても売上が成立つ仕事で、自分と同じことをできる協力者が周りにどれだけいるかが大事だからです。

自分以外のメンバーが生き生きと成果を出すためには、リーダーは影で支える存在であり、現場の方に華を持たせることが大切です。

そうすることで、自分がいなくても優秀な人材が活躍し、組織にレバレッジが効きます。

周りに優秀な人を揃えることが成功への道

内燃機関を初めて自動車エンジンとして実用化したヘンリー・フォードの有名な話があります。

ある日フォードの会社に、有名大学を卒業したエリート金融マンが訪れました。
彼らは、フォードが高校もまともに卒業していないのを知っていたので、彼が答えられないのを分かっていて、国際金融や芸術、生物学など、深い教養を必要とする質問を投げつけてきました。

当然、そのような教育を受けていないフォードは、答えられません。

「分からないね」を連発するフォードに、エリートたちは嫌味な質問を続けます。答えられないフォードの表情を見て、彼らは優越感を楽しんだのでした。そしてフォードは、電話を背にして、一言だけ言いました。

「不勉強にして、その質問の答えは分からないが、その分野でアメリカ最高の人物となら、5分で連絡が取れる」と。

いくら彼らがエリートとは言え、アメリカ最高の人物の頭脳に敵うはずがありません。エリート君たちは急におとなしくなって、退散したそうです。

もちろんリーダーが矢面に立つことも必要です。
ただ基本的にはいかに優秀な人と手を組み、そのメンバーがパフォーマンスを最大化できるようサーバントすることが大切です。

そういう意味で、生まれつきリーダーシップに長けているような性格でないひともチャレンジできますし、サーバントリーダーシップは後天的に学び体得できます。

どんな人にでも可能性はある!!!

今日も明るい未来のために大爆笑でハードワークしていきます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?