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乾たつみのコスプレコラム #11

コスプレメイクについて

こんにちは、乾たつみです。
コスプレのメイクは、通常のメイクより舞台メイクに近い方が良い。
とは、少し昔の流行で、今はナチュラルメイクに近いが、よりキャラクターの雰囲気を醸し出したメイクが流行しています。

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※乾愛用のメイク道具

私が初めてコスプレをした当時はメイクはそれ程重要視していなかったのですが、コスプレが進化するにつれ「コスプレメイク」の重要度は飛躍的に増し、今やノーメイクで衣装だけ着るのは恥かしいと思えるくらいになりました。
周囲の影響力とは恐ろしいもので。
その波に乗って「メイクを始めるぞ」と思い立ちドラックストアに行くも、女性ばかりのコスメコーナーの敷居の高さに男性レイヤーの私は躊躇しました。

・・・この中に突っ込む勇気が湧かない。

そこで、通販や100円均一を利用したり、「頼まれた化粧品を買いに来た」風を装い、携帯のメールを確認する振りをして、お目当てのメイク道具を漁ったり、女性に頼み込んで一緒に店まで付き合ってもらったりと、色々苦労しました。
繰り返している内に次第に「偽装工作」が面倒になり、今では普通にコスメコーナーに突っ込んで愛用の化粧品を購入するように。
人間「慣れ」って大事ですね。

やがて普通のメイク道具に満足しなくなってくると「舞台用のメイク道具」も手を出すようになりました。
舞台用コスメの代表格は「三善(みつよし)」「Chacott(チャコット)」など。
舞台用メイクは、一言で言うと「ガッツリ」です。
離れて見たり、ステージや撮影では、艶やかで目力もハッキリとして見栄えの良いコスプレを演出します。
が、その反面、傍に寄って見ると「不自然さ」が半端ないです。
舞台メイクバージョンで、街イベ(指定された区域の街中を自由に歩きまわれるコスプレイベント)をウロウロすると、たいがい二度見されます。
(その気持ちは分かります)
街イベではナチュラルコスメイク、スタジオなど囲われた所では舞台メイクと使い分けるのをお勧めします。

ともあれメイクは、コスプレの楽しさを形づくる一端だと私は思います。
さて、次回は「コス名刺」についてのお話です。

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