Mrs. GREEN APPLE活動休止…

お久しぶりです。

今日はまさかのニュースが発表されました。Mrs. GREEN APPLEのフェーズ1完結、そして活動休止。SEKAI NO OWARIのように毎回CDを買って、ライブに行って、としてきたわけではなかったけれど、僕が音楽を始めて、まだあまりバンドというものに詳しくなかった頃(多分高校一年の頃とかかな?)にドロスのワタリドリと一緒にミセスのSpeakingを教えてくれて、それ以降ずっと聴いてきたしお気に入りのプレイリストにもセカオワに次ぐぐらいにたくさんの曲が入っているアーティスト。フェーズ1完結、フェーズ2に向けて前向きな活動休止ということで、悲しむ必要はないのかなと思いつつもやはり寂しいとは思ってしまいます…。

はじめはとても明るい曲調で、エネルギーがすごい、という感想を抱いたけれど、聴いていくうちにその中に見える哲学や生きることの苦しさ、そしてその苦しさに対する優しさに惹かれていきました。僕の中での特にお気に入りの曲は「パブリック」と「ア・プリオリ」です。

「パブリック」は人間というものの愚かさを揶揄しながらも、それを外から批判するのではなく、自分自身もそうであることを受け入れながら、どう生きていくのかを考えさせてくれるような、愚かな私たちのそばにいてくれるような曲だと思います。この曲は好きすぎて2回ほどコピーさせていただきました(歌やキメがとても難しくてミセスの凄さを改めて思い知らされました)。


そして「ア・プリオリ」は「青と夏」のシングルに収録された曲です。大学の授業でたまたまこの言葉が出てきたのですが、「ア・プリオリ」というのは「物事に対する認識が一切の経験に依存しないこと」で「先験的」とも訳されます。この曲では人間の心の弱さ、そしてそれが私たちの心の窓を曇らせ、物事の見方を歪めてしまったり、他人に対しての負の感情に繋がってしまったり、それが生きることの苦しさの一つになっているのだということを歌っているように感じました。「悪い人ではなく弱い人」という歌詞、これはミセスの根底にある哲学の重要な一つのピースとなっているように思います。

まだまだ語りたい曲は山ほどあるのですが長くなりすぎてもあれなので、最後に、個人的におすすめなミセスの曲10選をあげて終わりにしたいと思います(超有名どころの曲は多くのかたがご存知かと思うのでそれ以外で、という感じにします)。

パブリック(TWELVE)
ア・プリオリ(青と夏)
ナニヲナニヲ(Progressive)
L.P(Variety)
Hug(TWELVE)
Oz(Mrs. GREEN APPLE)
アウフヘーベン(ENSENBLE)
藍(TWELVE)
CONFLICT(Progressive)
soFt-dRink(Mrs. GREEN APPLE)

Mrs. GREEN APPLEの皆さん、フェーズ1本当にお疲れ様でした。フェーズ2を楽しみに待っています!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?