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医療連携で何ができるか

整形外科では湿布をもらって終わり、1時間待って5分の診察で終わりだった。リハビリと言われて通ったけど電気を流されてよくわからななったので通わなくなりました。

治療院、整骨院を運営してると誰もが1度は聞いたことのあるお話ですよね。
病院で治せないことを私たちは治してる!と自負を持たれた先生もいらっしゃると思います。
もちろん若かりし頃の私もその1人です。

医療連携をつくると冒頭に記載した3つの実例に、答えられるようになります。もちろん100%は難しいという前提です。

言葉を少し深掘りしてみよう

ここで冒頭の3つを改めて検討してみたいと思います。

①整形外科では湿布をもらって終わるのは

短い診療時間では医師側と十分な意思疎通を図るは困難です。というのも教育過程で私たちは全然自分たちの身体について学んでいません。
触れる機会は高校の生物くらい。
目の前で外来担当してる医師は少なくとも8年以上、人の身体について学んでいる方です。

この差を埋めながら3-5分の診察で湿布を処方する以外に確度の高いものを伝えることができるのは、医師と患者の情報ギャップが少ない時に限りますよね。

ストレッチ動作ひとつに着目しても、「〇〇筋肉は、△骨についていてこの関節をまたぐから、〇〇筋肉を伸ばすためにはこの形でストレッチをやってもらって注意点は…」
なんてやり取りをしてるとあっという間に時間10分を超えます。

それなら時間を伸ばせば良いですよね?それが出来ない理由は医療制度にあったりします。

②1時間待って5分の診察で終わるわけは

単純明快、経営面で対応時間の上限が決まってしまうからです。
これを金儲けと取るか一応の資本主義自由経済という原則の日本では当然と考えるか。
人によって判断は別れると思いますが、病院を経営/運営するには患者1人あたりにかけられる時間が決まってしまうという事実です。

国民皆保険とは、みんな平等に医療使えるようにしよう!という制度なので、規定時間より多くの時間を自分に割いてもらうため別途お金を払う(自由診療)か、制度変更を働きかける(厚労省に掛け合う、パブコメを送る、選挙に行くなど)が希望を叶える方法かと思います。
ちなみに日本は世界で最も医療へのアクセスが容易な国です。

③リハビリで電気を流して終わってしまう

ここにも保険制度の制約があります。何科のリハビリを受けるかによって多少の差はありますが、リハビリは20分対応して約2,000円です。

もし1時間かけて1人の人をみていたら、1時間の売上は2,000円。これでは赤字だと感覚的にもわかると思います。
理学療法士の人件費、施設維持費※医療機器はメンテナンスも高い!家賃などを考慮すると最低でも3-4人は1時間にみないと運営ができません。

前述のとおり日本では、身体のリテラシーが高くない人も多いため、個人個人のリハビリ指導は時間がかかります。その工程まで考慮するとどうしても一定の鎮痛や筋収縮や弛緩を担保できる電気治療に比率が多くなりがちです。

下のコメント欄にも詳細がありますので読んでみてください。
※コメントをいただいて加筆修正しています。ありがとうございます。

自由診療の治療院だからできること

保険外でお金をいただくからこそ丁寧に時間をかけることが出来ます。
そして提供するサービスをテーラーメイドしカスタマイズすることも出来ます。

またお金を払うことで受け手も能動的になります。治してもらうという受け身のマインドから、自分で治すというマインドへ変わります。

GARAGEが目指すサービスはこの形。治して終わりの治療院、整体院ではなく自分で身体のメンテナンスも出来るようにする場所をつくります。

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