久しぶりの投稿 ~フランスの今と混沌としたコロナ禍での状況~
ボンジュール
みなさんお久しぶりです。ブログを読んでくださっていた方は長い期間空いてしまってすいませんでした。コロナで日本に帰国してからフランスに帰ってくるときにビザやコロナの検査などでバタバタ。。
こっちに戻ってきてからも住居やまた再手続きなどの件でバタバタ。。
そして本日の朝に無事に提出し終えた大学院の修士論文に集中していたのでバタバタ。。。
なんやかんやで時間が早く過ぎて、最後の1週間はほぼ毎日睡眠時間平均3時間という追い込みをしてなんとか提出できました。(体には本当によくなかった1週間)
前の投稿からはいろいろあって9月の後半に大学院の最終学年のためにこっちに戻ってきて、3学期目がはじまったなーと思って久しぶりに研究室の友達にも再会した矢先にコロナの第2波がやってきて10月28日にフランス政府からCouvre-feu(夜の9時から6時まで外出禁止)が発令され緊張感が一気に高まりました。
そして11月に入りマクロン大統領のスピーチにて2度目のロックダウン。最低でも12月の1日まではこれが続くと予測されていますが僕の予想では1月またはそれ以上続きそうな気がします。
またそれによって緊張感や不安、そしてストレスをかかえるひとが増え家庭内暴力や殺人なども増えています。実際に先月からテロが頻繁に起こり、特にニースの教会での殺害やパリ郊外の中学校教諭の殺人事件(テロリストはその中学生教諭の首を切断)などひどく残忍なものが多いです。
またそれを受けてパリを中心にジャーナリストや学校教諭、思想家を中心に『自由のためのデモ行進やストライキ』など多くのムーブメントが起こっており、「ロックダウンであっても自由なら捕まってでも主張をして戦う」といったひとも街には見られます。
思想、正義、政治、宗教、テロ、民主主義などをめぐって様々な議論が同時にされており、フランスは不安定で混沌とした状況下にあります。
コロナの時だからこそ今がしんどいときだからこそ多くを学べるチャンスという人もいますがすごくそれは難しくなってきています。また肌で感じるこのストレスと日本で感じるストレスはまた別のものであり、日本に帰国してからこのストレスや緊張感を忘れてはいけないなと思っています。
あくまで主観的な意見ですが、混沌としていて複雑な問題だからこそ簡単に「コロナのおかげで多くを学べた」とは発言することも自分のなかでは怖いなと思います。
ただ言えることは「立ち止まらず前をむいて自分のいまできることを精一杯する。毎日一生懸命、そのときそのときで一所懸命ベストをつくす」ことはいま僕ができる最大のことではないかなと思います。
民主主義とはなにか?
自由とは何か?
権利とは何か?
さきほども言いましたが“面白いこと”, “難しいこと”ではすまされないとこまで来たように思います。『答えを出すための争い、自由を求める論争』がこれからも増えるそう思います。
今日は少し暗い内容になりましたが読んでいただきありがとうございます。
A bientôt
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