【美味クレソン番外編】『札幌や』のとんかつ定食

どうも〜ミズグチスイデンたつじです。那覇に行くと無性に『札幌や』のとんかつ定食が食べたくなるんですよねー。

かれこれ20回以上はこの店に通っていて、僕は他のメニューは頼みません。とんかつ定食一択なんです。ここのとんかつ定食はどうしても癖になる魔のトライアングルがあります。

麺をすすりながら、キムチを食べてご飯を食べる人。チャーシューを食べながら、ご飯を口に入れラーメンのスープを飲む人。人それぞれラーメンを食べるパターンがあります。ラーメンはいろいろな楽しみ方がありますね。

このとんかつが、めっちゃ美味いんですよ😋

「そいつはどうかな？味覚音痴のお前に何がわかる？」

「その声は！山原海遊！」

山原海遊とは言わずもがな、どこかで見たことがあるようなキャラです

「何が魔のトライアングルじゃ、普通のとんかつと普通の醤油ラーメンではないか。どれどれ食べてみよう」

「どうだ、食べてみた感想は？」

「とんかつの揚げ具合が絶妙だ。そして醤油ラーメンも麺がツルツルしている。スープはあっさりして最後まで飲み干してしまいそうじゃ。美味しいことは美味しいが、ふーむ、魔のトライアングルが分からん。やはりお前は幼少の頃からコーラを飲みすぎて味覚がぶっ壊れてるのじゃ」

「ふふ、味覚音痴はアンタの方じゃないかな？」

「うぐっ、何をほざく」

「バスケットボールは知ってるかい？」

「バスケットボール？」

「まあ、例えるなら内、外、内だ」

「内、外、内？」

「ゴール下にいる選手にパスを出し、シュートを打つと見せかけて外にパスを出し、外から3Pシュートを打つと見せかけて、これまたゴール下にパスを出してシュートを決めるパターンだ！」

「があっはっあはっあー、とうとう頭がいかれよって」

「味覚も、濃い、薄い、濃いのパターンで口の中でも様々なバリエーションを楽しめるのさ」

「？？？」

「トンカツを濃いめのソースをつけて食べたあとに、すかさず薄味の醤油ラーメンのスープを口に流し込み、それを繰り返した後にちょい濃いめのレモンティーを飲む。まさに繋がって繋がって最後はシュートを決めるような気分とも言える」

「があっはっあっー」

「なっ、何がおかしい？」

「やはりお前は物事を客観的に見てやしない。すべておのれ自身の考え、すなわち主観的ってヤツだな」

「なっなっ何だって！」

「内、外、内があるなら外、内、外があるではないか！」

「外、内、外？」

「さよう、薄味の醤油ラーメンのスープを飲み、トンカツを濃いめのソースで食べ、薄味の醤油ラーメンのスープに戻るパターンじゃ」

「しまった！たしかにアンタの言う通りだ。内、外、内があるなら外、内、外も十分に考えられる。くそっこいつは一本とられたぜ」

「がぁっはっあっー、世界は広い！おのれの未熟さを受け入れるのも、勉強のひとつだ。出直してこい！」

「ちっ、いつかアンタを越えてみせるぜ」

続くかも…

札幌やのマスターは試行錯誤を繰り返し、この美味しいとんかつ定食にたどり着いたのだと勝手に想像しました。すみません💦

他のメニューも美味しいので那覇市に訪れた際にはぜひ『札幌や』にお立ち寄りくださいね🤗

ラーメンハウス札幌や

ラーメンハウス札幌や｜なび沖