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本当に好きな事って

昨日、実に20年ぶりぐらいにスキーをしてきた。
すぐ近くにスキー場があり、雪もたっぷりふったから、せっかくだからスキーをしよう!ぐらいの気持ち。

20年前の学生時代は、3年間毎年春休みは2−3ヶ月雪山に篭ってバイト&スキーばっかしてた。スキー気狂いだった。

20年ぶりのスキー、はじめは少し戸惑ったが、思った以上に上手に滑れたと思う。気持ちよかったし、楽しかったし、十分に満足な時間を過ごせた。
でも、若い頃みたいに、またすぐ、明日にでもやりたい!ってテンションまではならなかった。まぁ、もう1,2回滑れたらいいかな。って感じ。

多分、今はもうスキーに対して成長欲が湧かないのだろう。
実際、それなりに上手に滑れるし、「なんちゃって上手そうな人」レベル。
今から、スキー上手になろってパッションは、湧かないな〜って ちょっと自分の感情に残念。でも十分に楽しかった。

でも、今日。
気づくと、イメトレてる。荷重が・・・ん?足の裏?腰?って考えてる。
『あれ??』『僕、スキーしたいの?』『上手になりたいの???』
自分で、自分に問う。

若い頃のそれと違った。(20代の僕は何事にも猿みたいにはまった。そう『はまる』と言う表現がピッタリだった。いきなり優先事項が一番になり、その日が終わらないうちに次が恋しくてしょうがない。待てない!そんな感じだった。)

ソレは、ジワジワと朝露が葉から滴り、岩に染み込むように僕の心を侵食してゆく感情。コレは?『証明 確認欲求』??

好き、楽しいって感情の裏には。人はそれぞれの、千差万別の、時代の、瞬間の原因、理由、状態があるんだな。

20年ぶりのスキーは、翌日僕に心地良い気怠い体を問答無用突きつけた。
そして、しみじみと僕はスキーが好きだと知った。

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