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穴釣りでのショウジンガニの釣り方や食べ方を紹介!!ワタリガニじゃなくてもショウジンガニで十分!!ショウジンガニの伝統的漁法、ひっこくりのやり方なども解説します!!!

今回は、ショウジンガニを穴釣りで釣る方法について書いていきたいと思います。ショウジンガニとはあまり聞かない名前ですが、ショウジンガニは実は穴釣りで釣れるカニの中でも最も人気なカニです。ということで、今回は皆さんに、ショウジンガニの、釣り場、釣り方、食べ方などについて詳しく書いていきたいと思います。もし興味がある方はぜひ続きを読んでみてください。

1.はじめに

まずはじめに僕が書いた穴釣りの記事を紹介します。

ということでもし興味のある方はぜひ読んでみてください。ということで早速ショウジンガニの釣り方などについて話していきたいと思います。

1.ショウジンガニについて

僕が釣ったショウジンガニ

ショウジンガニの分布:
ショウジンガニは太平洋西部の熱帯エリアから温帯エリアなどから、東北エリアなどと幅広い場所に分布します。
波に洗われる磯やテトラ帯などがある場所はどこでも見かける事ができるでしょう。

ショウジンガニの餌:
ショウジンガニは自然では、主に雑食で、魚などの海水生物や、海藻などをよく捕食します。また、死んだ魚や海水生物なども食べます。

ショウジンガニの大きさ:
ショウジンガニの甲羅は、僕が今まで捕まえた中で最も大きかったのは、8cm以下ほどでそんなに大きくはありません。ちなみにショウジンガニは、体のサイズの割にはハサミはあまり大きくないので、挟まれてもあまり痛くありません。

ショウジンガニの特徴:
ショウジンガニは、波の荒い石場や、テトラ帯などに住むため、波に流されないように、足にはたくさんの棘が生えています。そのため、ショウジンガニは、何かにひっつく力が強いです。あと、ショウジンガニには、横側にトゲが4本ほど生えており、色は、赤、オレンジ、茶色、白で結構カラフルです。

食べる:
ショウジンガニは、主に、味噌汁で食べます。味は伊勢海老に似ていると言われているほど美味しいです。捕まえたら食べることをおすすめします。

2.ショウジンガニの穴釣り用のタックル

1.ロッド
ロッドは、少し硬めがおすすめですね。なぜなら、ショウジンガニが釣れますと、テトラや岩などに張り付いたり、巣穴の中に入り込んだりして、ショウジンガニを抜き上げるパワーが必要だからです。そこでおすすめできるロッドは、タコ竿、硬めのバスロッド、雷魚ロッド、ジギングロッドなどのある程度固く、短い竿がおすすめですね。ただ、真剣に狙うなら、硬めの穴釣り専用ロッドがおすすめですね。とにかく、ショウジンカニを巣穴から出し、テトラや石組みなどから引き離す力がある竿で、短ければ何でも良いです。

2.リール
リールは、パワーのある両軸リールや、ベイトリールがおすすめですが、スピニングリールでもいけないことはないです。ただ、スピニングリールなら、3000番や4000番などの少し大きめの番手のリールが必要です。あと、スピニングリールですと、ショウジンガニを巣穴から出しにくいですし、ショウジンガニがテトラに張り付いてしまったときにも剥がしにくいです。なので、スピニングリールを使おうと思っている方は、なれてきたらすぐに、強めの両軸リールやベイトリールに変えると良いでしょう。

3.ライン
ラインは、PEラインでも良いですがPEラインですと、根ズレに弱いので、ナイロンやフロロカーボンラインがおすすめですね。ショウジンガニは、巣穴に入りやすいですし、障害物に張り付きやすいので、号数は、ナイロンラインやフロロカーボンラインなら、4号から6号がおすすめですね。PEラインなら、6号から10号がおすすめですね。PEラインなら、リーダーが必要ですので、60から80LB程のリーダーを用意しましょう。

4.仕掛け
仕掛けは、ブラクリがおすすめですね。僕は、ブラクリでも十分に釣れてます。ただ、時々ばらしてしまうかもしれないので、小型のカニ網を使ったらもっと安心ですね。
他には、伊勢海老の穴釣りの仕掛けを代用してみても良いと思います。
みなさんもぜひ挑戦してみてください!!!

5.餌
餌は、やはり魚の切り身が一番オススメですね。別に、イソメ類でもいけますが、魚の切り身のほうが食いが良いでしょう。ただ、魚の切り身ではすぐに餌が取られてしまう確率が上がるので、どうしてもそれを防ぎたい方は、イソメ類を使って釣ってみても良いでしょう。

イソメ

カニ網釣りをしない限り、イソメのほうがエサ取りに強いです。あと、イソメですと、根がかりする確率も低いですし、ショウジンガニ以外にも魚が釣れる可能性だってあります。

ちなみに僕が使っているタックルは下のとおりです。
ロッド:プロマリンテトラ大物EX

プロマリンのテトラ大物EXとは穴釣り専用ロッドの中でも最もパワフルなシリーズです。Mパワーでも、十分硬いので、M以上のパワーは、大体の釣り場でいらないと思います。このロッドは、先調子タイプで、あたりが取りやすいですし、パワフルなバットで、カニや魚を、巣穴から抜き出すことができるので、ショウジンガニ釣りには欠かせないですね。他におすすめできる竿は、タカミヤさぐりキングや、プロマリンVSテトラですね。

リール:ダイワPR100

ダイワのベイトリールの中でも最も安い、PRですが、性能は意外に良く、パワーもあり、コスパも最強なので、初心者にもおすすめできますね。で、実際に僕はこのリールで数々の魚を釣ってきて、一度も困ったことはありませんし、意外に大物にも対応できるのでおすすめできます。ただ、他におすすめできるリールは、シマノバスライズシマノゲンプウに、本格的に釣るなら、カルカッタコンクエストなどです。とにかくバス用のを代用することをおすすめしますね。

ライン:ダイワ穴釣り専科

ダイワ穴釣り専科とは、穴釣り専用ラインなので、根ズレにも強く、大物を釣りたい方におすすめです。特に、ショウジンガニなどは、よく巣穴に入り、障害物に張り付いたりするタイプなので、根ズレに強いラインが必要です。そこでこのラインが特におすすめできますね。ショウジンガニの穴釣りに向いているラインはこれ以外にないでしょう。

仕掛け:ブラクリ

僕は、ブラクリの中でもささめさんから発売されているこのブラクリをよく使います。ただ、ブラクリより、カニ網のほうが、バラシてしまう可能性が低くなりますが、ブラクリのほうが安く購入できますし、根がかりする可能性が低くなるので、ブラクリから始めることをおすすめします。
ちなみにこれはただのサンプルで、穴釣りに使うと、すぐ根がかりしてしまうと思いますが、これがカニ網です(下のサイト)。ただどうしてもこれを使いたいなら、切ったりして、小さくして使うことをおすすめします。

ちなみに上の画像はショウジンガニをカニ網釣法で狙うときにおすすめできる仕掛け図です。

他には、伝統漁法ひっこくりや、伊勢海老専用仕掛けで釣ってみても良いです。
ちなみにひっこくりをする場合は、ひっこくり専用ロッドと仕掛けで、テトラ帯よりも、潮溜まりや、石組み場でやることをおすすめします。ちなみにひっこくり専用ロッドと仕掛けは売っていないので、自分で作ることをおすすめします。ちなみに、ひっこくりについて詳しく知りたい方はこの記事のあとの方で説明します。

下のサイトはショウジンガニ釣りにもおすすめできるイセエビの穴釣り専用仕掛けです。伊勢海老専用仕掛けは針がついていても、ブラクリよりバラす確率が低くなりますね。

3.ショウジンガニ釣り場

ショウジンガニ釣り場1.テトラ帯

テトラ帯

テトラ帯はおそらく最も身近で、実績があるショウジンガニ釣り場でしょう。テトラ帯の中でも、波に洗われる場所が特にショウジンガニ狙いには良いでしょう。ちなみにショウジンガニがよく釣れた釣り場はこのような感じでした。(下の画像)

ちなみにこの画像はアプローチのしにくい、テトラの中ですが、このように、波が荒くて、狭く、岩場で、アプローチのしにくい場所をショウジンガニが特に好みます。まずはこのような場所で釣ってみましょう。

ただ、どんどん釣っているうちに、どこでショウジンガニが釣れるかわかってくるものなので、皆さんも自分でどこで釣れるか調べてみるのも良いと思います。釣りではいろんなことを実際に自分で調べて、学ぶのが楽しいところですからね。

ショウジンガニ釣り場2.岩場(磯、潮だまり、石組み場)

釣りハック潮溜まりの生き物を観察しよう からの画像

テトラ帯以外では磯や、石組み場などの岩場が最も人気なショウジンガニの釣り場ですね。ちなみにこれもまたテトラ帯と同じで、波が荒い場所が良いです。
で、潮溜まりや石組み場などでは、波が荒く、水深が深めで、狭い場所がおすすめです。ちなみに磯では、狭く、障害物が多い場所がおすすめです。時々磯に張り付いていることもあるので確認してみても良いですね。
まとめてみますと、波が荒く、障害物があり、狭い場所でよくショウジンガニが釣れます。みなさんもそのような場所を見つけましたら絶対に釣れるでしょう。

あとは、先程も言ったように自分で調べてみること。釣りは自分で調べて学ぶから楽しいですもんね。

ということでみなさんも色々な釣り場でショウジンガニを釣ってみてください!!!

4.ショウジンガニ穴釣りの釣り方

作者が釣ったショウジンガニ

ショウジンガニを釣るためにすること:
ショウジンガニを釣るためにすることは、まず、仕掛けを、テトラポットや石の間などの穴に落とすこと。で、このときにショウジンガニがいそうな石やテトラの隙間を探すことがコツ。で、あたりが無いのであれば、すぐに場所移動をしましょう。前の記事でも説明したように、穴釣りは場所移動が大切ですからね。場所移動をして、よく釣れる穴を見つけるのが、穴釣りなのです。

あたりとは:
魚のあたりがググッ!!だとしてもカニのあたりはどんなのかわからない人もたくさんいるでしょう。簡単に説明しますと重いあたりです。あたりよりは引っ張られている感じと例えてみても良いですね。たまには、回収時に根がかりだと思っていたらカニが釣れてた。なんてことがあるので、とにかく時々竿を上に上げて、重くなっているか確認しても良いと思います。根がかりだと思ってて、釣れてたなんてことがあるので、パワフルなタックルで釣ることがコツですね。
ショウジンガニを釣りたいなら根がかりしたと思って糸を切るのではなく、カニか確かめるために思いっきり引っ張るのも良いことですからね。

あたりがあったら:
あたりがあったら、慌てずに、20秒ほど数えて、巻き上げることをおすすめします。もし、岩場ではなく、障害物がない状態でしたら、もう少しだけ待ってから巻いても良いですが、待ちすぎますと、巣穴に入り込んで、ショウジンガニを釣り上げることができなくなるかもしれませんので、20秒ほどをおすすめします。あと、巻き上げるときにゆっくり、バラさないように巻くことをおすすめします。早く巻きすぎるとバラす確率が高くなりますからね。

バラさないために:
バラさないためには、先程言ったようにゆっくり巻くこと。で、巣穴に入らない程度でできるだけ長くあたりがあっても待つことです。ただ、あともう少しで!!というときにバラしてしまった経験は僕にもたくさんあるので、ショウジンガニをバラさないようにタモ網を持ち歩くことをおすすめします。テトラポットの上や磯の潮溜まりなどですと、ショウジンガニがもうすぐで釣れる!!というときにバラしたり、釣り上げても、クーラーボックスなどに入れる前に、針が外れたりして、すぐに逃げられてしまうことが多いので、タモ網はあったほうがいいと思います。ちなみにタモ網は持ち運びにも便利な小型がおすすめです。

皆さんも頑張ってショウジンガニを釣ってみましょう!!!

4.ショウジンガニの穴釣りのコツ

ショウジンガニの穴釣りのコツは、まず、上記で説明したように、釣れそうな場所を見つけることです。諦めずに、場所移動をして、あたりを待つこと。他には、実際に自分が釣りに行っている場所にショウジンガニがいるのかインターネットで検索してみたり、穴の中や、際などにショウジンガニがいないか見てみることです。
ちなみに、釣れ始めたら、同じ穴でたくさんのショウジンガニがいることが多いので、爆釣りします。だからこそ、1回釣れたら同じ穴や同じエリアで何度か釣ってみることをおすすめします。
あと、ショウジンガニは、岩の上にいることも多いのでので、水中だけではなく、岩の上なども確認しましょう。意外にアプローチがしにくい場所にいたり、暗い場所にいたり、際に張り付いていたりするので、色んな場所を釣ってみましょう。
ちなみにショウジンガニは餌が近くにありますと、警戒もせず、ものすごい速さで飛びついてくるので、ショウジンガニがいたら絶対に釣れるはずです。

上の画像は、ショウジンガニが釣れる確率が高い場所を丸で囲んだものです。皆さんは水中だけを狙っているかもしれませんが、意外にショウジンガニは水の上にいることもあります。特に上の画像のように暗くて、石と石が並んでいて、湿っている場所をショウジンガニが好みますし、湿っているので、水の上にいることだってあります。なので皆さんも常識だけにとらわれないで、意外な場所にショウジンガニがいるということを知っておいてから釣ることをおすすめします。

5.ショウジンガニの穴釣りが釣れる季節

ショウジンガニはほぼ通年釣れます。ただ、一番釣れやすいのはやはり夏でしょう。あと、夏では、一番釣れやすいだけではなく、一番美味しく、大型も期待できるので、夏特に釣ることをおすすめしますね。ただ、ショウジンガニは冬でも釣れるカニとしても人気です。まとめてみますと、ショウジンガニは通年釣れますが、ベストシーズンはやはり夏ということです!!!みなさんもたくさん美味しいショウジンガニを釣りたいなら夏に釣りに行きましょう!!!

6.ショウジンガニの穴釣りで釣れる時間

ショウジンガニの穴釣りで釣れる時間は昼間か夕方ですかね。毎回僕がショウジンガニが釣る時間帯は夕方ですが、昼間でも釣れた実績もあります。朝マズメに釣らないといけないわけでもないので、手軽に楽しめますね。

ちなみに僕は一回も夜にショウジンガニを釣ったことがないですけど、意外に夜でもショウジンガニが釣れるらしいので、仕事帰りなどでも楽しめますね。ただ、夜はライトがあってもまだ暗いので、テトラ帯や、潮溜まりの磯では気をつけてくださいね。

7.ショウジンガニの伝統的漁法ひっこくりにもチャレンジしてみよう!!!

そういえばこの記事の最初の方に、ひっこくり漁法について少しだけ説明しましたが、まずひっこくりとはなにか説明します。
ひっこくりとは竹などの棒の先に輪っかがあり、竹の棒に魚の切り身などが巻き付いていて、その魚の切り身を食べようと思ったカニがその輪っかに絡まってしまい、そこで、カニを釣り上げる!!というカニ網漁に少し近い釣法です。では早速紹介していきます。

1.ひっこくりについて

ひっこくりとは、ショウジンガニを中心に、岩場に住む、カニをテトラ帯や、潮溜まりや、小型の磯に、石組み場などの岩場で釣るときに使われる伝統的な漁法です。釣れる場所、時間、季節や餌などはショウジンガニの穴釣りと変わりませんが、釣り方や、仕掛けが変わってくるので、ひっこくりの釣り方や仕掛けなどについて、詳しく説明していきたいと思います。

2.ひっこくり仕掛けの作り方

ひっこくりロッドを作るためにはまずは、折れてしまった竿や、竹の棒などを用意して、サルカンなどを使ったりして、カニをかけるための輪っかを棒に結びつけましょう。(輪っかは太めのナイロンラインやフロロカーボンラインなどがおすすめ。)ちなみに輪っかは2つあればベストですね。1つだけですとバラす確率が高くなりますし、多すぎますと、あると根がかりの心配もありますからね。で、魚の切り身などの餌を、棒の先に糸や輪ゴムなどでくくりつけること。これで完成です。説明わかりにくくてすいません。わかりにくかったと思うので、下の画像を見ていただければわかると思います。

仕掛け図はこんなものです。うなぎの穴釣り仕掛けに少し近いですね。
ちなみに僕が作ったひっこくり仕掛けはこちらです。

魚の切り身がなかったので変わりに餌の形をしているジグを餌にしました。

僕は壊れた硬めのグラスロッドに、20号のナイロンラインの輪っかを2つつけて、餌をタコ糸でぐるぐる巻きにしました。
僕は釣り竿を使いましたが、ガイドがある釣り竿を使うなら、上のガイド以外、すべてを取ることをおすすめしますよ。

ちなみに上の画像ではわかりにくいかもしれませんが、輪っかの糸の中にビニールパイプを入れました。ビニールパイプがありますと、輪っかが潰れにくいからです。ちなみにわかりやすい画像は下にあります。

ビニールパイプがありますと、輪っかが潰れにくいので、カニをバラす確率が少なくなりますよ。

僕の説明がわかりにくいと思う方はたくさんいると思うので、竿の作り方をまとめます。
1.
まず、1mほどの竹や、釣り竿などの硬くて、しなる棒を用意しましょう。ダイソーなどの百均で売っている竹竿が特におすすめです。
2.
もし釣り竿を使うなら、ガイドが付いているものには、トップガイドだけを残して他を取り、ガイドのついてないのべ竿なら、そのままでOK。
3.
それが全て終わったなら、どうにかして輪っか2つほどを竿に付けましょう。このときに、竿のティップにガイドや穴があれば便利です。ガイドや穴がなければ、糸を使って輪っかをどうにかして結んだり、穴を開けたり、穴を付けたりして、どうにかして輪っかをつけましょう。ただ、カニは根に入ることが多いので、輪っかが簡単に外れないようにしましょう。ちなみに輪っかの糸の中にはビニールパイプなどの輪っかが潰れないようにするためのものを入れましょう。
4.
その次に、魚の切り身などの餌を、タコ糸や、輪ゴムや、針金などで、竿の先の方に固定しましょう。これもまた簡単に取れないようにしましょう。それが終わったら完成です!!!

このようにひっこくりの仕掛けの作り方は意外に簡単ですが、輪っかの結び方などに特に注意しましょう。なぜなら、輪っかを作るときには、その輪っかの中に鉛筆や割り箸などの細長いものを入れて、縮まらなければいけないからです。
もし縮まらなければ、カニが輪っかに引っかかってもバラしやすくなり、なかなかカニを釣り上げることができなくなるからです。

上の画像を見ていただければわかると思いますが、輪っかが縮まるというのはこういうことです。割り箸を蟹の足だと思って想像してみてください。もし輪っかが縮まらなければ、蟹の足には輪っかが縛られないないので、釣ることができません。ただ、輪っかが縮まりますと、蟹の足の輪っかが縛られるので、うまく釣り上げることができます。

輪っかに関しての他の注意点は、輪っかを作るときの糸は必ずナイロンラインかフロロカーボンラインで、6号以上でなければいけないということです。
なぜかというと、ナイロンやフロロカーボンラインでないと、まともな輪っかの形にならないからです。そして、6号以上で太くないと、まともな輪っかの形が作れないですし、根ズレや、カニの爪などで、輪っかが切れてしまうかもしれないからです。

少しわかりにくかったかもしれないですが、皆さんの手元にあるものでも、できるので、ぜひひっこくりをスタートしてみてください!!みなさんもひっこくりを楽しみましょう!!!

3.伝統的ショウジンガニ漁法ひっこくりの釣り方

ひっこくりの釣り方は、まず、ショウジンガニの穴釣りと同じ釣り場、時期、時間、餌で釣ります。ただ、釣り方は少し穴釣りと違います。

釣り方は穴釣りより意外にシンプルです。まず、竿を、穴の中に突っ込んで、引っ張られる感じがしたり、重くなったりしましたら、15から20秒ほど待って、上げましょう。
ただ、あたりは穴釣りよりわかりにくいと思うので、ゴロタ岩、水中が見える石組み場、潮だまり、小磯などの実際にカニが見える場所で釣ることをおすすめします。
ちなみにひっこくりも、穴釣りと同じで、場所移動が大切です。30秒以上釣っていて、あたり一つもない穴がありましたら、すぐに他の穴で釣ることをおすすめします。この記事の前半で紹介しましたように、ショウジンガニがいたら絶対にすぐあたりがあるはずなので。
ということで皆さんも頑張ってひっこくり釣法でショウジンガニを釣ってみましょう!!!

8.ショウジンガニ釣りの外道

1.ショウジンガニ狙いで釣れる魚以外の外道

1.伊勢海老

伊勢海老市場魚貝類図鑑ぼうずコンニャク からの画像

伊勢海老はショウジンガニ釣りで使う餌が大好物ですし、住む場所もショウジンガニとあまり変わりません。そのため、ショウジンガニを狙っている際にも釣れてしまうということです。特にテトラ帯で夜に釣るときにはよく釣れますよ。ショウジンガニより高級で、美味しくて、嬉しい外道ですが、持ち帰ってはいけない場所で釣りをしている場合は、すぐにリリースをしましょう。ちなみに伊勢海老を持ち帰ってはいけない場所は漁業権がある場所のことです。

2.イワガニ、イソガニなど

イワガニやイソガニは、ショウジンガニがいる場所にはだいたいいる、外道です。ショウジンガニよりは小さくて、美味しくないですので、食べることもおすすめできませんので、大体の方はリリースします。ショウジンガニ釣りでは結構嫌われている外道とも言えますね。

3.イシガニなど

イシガニは、釣れても嬉しいカニでしょう。ショウジンガニと同じくらいの大きさですが、ワタリガニの仲間なので、味はショウジンガニより上らしいです。大きめのイシガニを見つけたら持って帰ってみてもいいですね。

他にもショウジンガニ狙いで釣れるカニはたくさんいます。ただ、中にも毒のものもいるので必ず検索してから持ち帰ったり、触ったりしましょう。なので僕はその中でも代表的なカニを先ほど紹介しました。

2.ショウジンガニ狙い釣れる魚

ショウジンガニ狙いで釣れる魚は、ベラ、カサゴ、ソイ、アイナメ、クジメ、メバル、キジハタ、ギンポ、アナゴ、ドンコ、ウツボなどの穴釣りで釣れる魚すべてですが、殆どがブラクリや、伊勢海老専用仕掛けなどの針がついている仕掛けにかかります。つまりもしブラクリを使うならこのようなたくさんの外道も釣れるので、ショウジンガニを釣るためにはショウジンガニしかほぼいない場所に行かなければいけませんね。

9.ショウジンガニ釣りの注意

ショウジンガニ釣りの注意点は、まず、テトラ帯や磯で釣ることが多いので、気をつけること。ショウジンガニは荒くゴツゴツした岩場が好きなので、ショウジンガニが釣れる場所は大体足場が悪いです。なので、専用の靴などを履いて、波などにも気をつけて釣りを楽しみましょう。最近結構足場の悪い場所で死亡している方がたくさんいるので、みなさんも気をつけましょうね。
次に気をつけてもらいたいのは、毒などがある魚やカニなどですね。穴釣りでは意外にたくさん毒がある魚やカニなどがいるので、必ず調べたりしてから触ったり、持ち帰ったり、食べたりしましょう。ただ、そのためには魚やカニなどの知識がないといけません。皆さんも頑張って魚の勉強をしましょう!!!
他に注意してもらいたいのは、もちろん水に落ちないこと。他には、潮溜まりやリーフなどで釣りに集中しすぎて、沖に出て、いつの間にか潮が満ちていて帰れなくなること。それはよくアングラーにある事件なので、潮見表を見てから釣りに出かけることをおすすめしますよ。他にもたくさん釣りの事故があるので皆さんも色々気をつけましょうね。

10.ショウジンガニを食べてみよう!!!

ショウジンガニはそのへんで取れるカニの中では最もだしが取れるカニなので、食べないともったいないです。一度食べてみますと、こんな美味しいカニがそのへんで釣れるんだ!!!と大体の方が思うので、皆さんも食べていましょう!!!

1.ショウジンガニの下処理

ショウジンガニの下処理は、まず下の通りにしましょう。
1.
釣ったショウジンガニが死んでいるか確認する。(このときに死んでいないと下処理がしにくい。)

2.
ショウジンガニを歯ブラシなどを使って細かく、しっかりと洗い流しましょう。

3.
ショウジンガニの尻蓋を取りましょう。

尻蓋を取りましたら、この様になっているはずです。この様になったら、尻蓋の中も洗い流しましょう。(別に洗い流さなくていいです。ただ洗い流すのがベストだということ)。

4.
それが全て終わったのであれば、胃袋も取り除きましょう。別に取り除かなくても良いですが、砂を噛んでいるときもあります。僕はめんどくさかったのでやりませんでしたが。笑 

5.
カニを半分に調理バサミや、包丁などで切りましょう。こうするとだしが出やすくなりますよ。

この様になりましたら、OKです。ただ、もし塩ゆでにするならこれをしなくて良いです。

下処理はこのように意外にシンプルです。では早速料理していきましょう。ちなみに僕は味噌汁を紹介します。味噌汁が一番美味しいですからね。ただ、塩ゆでをしてみたい方は、下のサイトを見てください。ちなみに下のサイトは他人が書いたものです。


2.ショウジンガニの味噌汁の作り方

ショウジンガニの味噌汁はものすごく美味しいです。ショウジンガニは、伊勢海老に近い味とも言われています。そこで、早速ショウジンガニの味噌汁の作り方について紹介していきたいと思います。ちなみに味噌汁は下の通りに作ってください。

ショウジンガニの味噌汁の材料
1.

2.
味噌
3.
昆布だし
4.かつおだし
5.
本みりん
6.ネギ
では早速味噌汁のを作り方を解説しますよ!!

1.
まずは鍋にカニを入れて、カニがひたひたに浸かるように水を鍋に入れましょう。このときに美味しくするために本みりんも入れましょう。
2.
それが終わったら、火をつけて、ショウジンガニのだしをしっかり出しましょう。出汁を出さないとせっかくのだしがもったいないですからね。

3.
その後に、ネギを入れて、昆布だしと鰹だしも入れましょう。(なぜなら、ショウジンガニの出汁だけだったら、味が少し薄いかもしれないからです)。ただ、少し少なめに入れておいたほうが、ショウジンガニの出汁の味を味わうことができるのでおすすめですよ。カニが完全に赤くなったら終わりという印なので、完全に赤くなったら、火を止めましょう。

4.
それが全て終わりましたら、火を止めてから味噌を入れたら料理は完成!!

お皿に添えたら完成です!!

美味しそうに出来上がりました!!では早速食べていきたいと思います!!!

3.早速食べてみる


では早速食べていきたいと思います。やはりうまい。カニ味噌の味がして、美味しいです。で身の方は、ワタリガニと変わらない味がします。まさかそのへんの釣り場で釣れたカニとは思えない味ですね。身の量も意外に多いですし、出しもたくさん出て、うまいです。やはりショウジンガニの味は裏切らないですよ。みなさんもショウジンガニが釣れたら絶対に食べることをおすすめします!!
なので皆さんも是非ショウジンガニを釣ってみてください!!

11.まとめ

まとめてみますと、今回は、ショウジンガニの釣り方や食べ方について紹介しました。みなさんもこの記事が役に立ってくれたら幸いです。で皆さんも是非ショウジンガニを釣ってみてください。1度釣ったら必ずハマるはずです。特にショウジンガニ釣りはファミリーで気軽に楽しめますし、味はワタリガニを上回り、伊勢海老とあまり変わらないです。みなさんも人生で一度は釣ってみたいワタリガニを釣ってみてはどうでしょうか?皆さんの釣りライフをきっと変えてくれますよ!!!

ということで皆さんはこの記事が役立ちましたか?少しでもいいですので役に立ってくれたら幸いです。もし質問があるなら、コメント欄に書いてください。でよろしければ、高評価、シェアやフォローもお願いします!!!

ということで

ではまた〜!!!

次回の記事も楽しみにしていてくださいね〜!!(^^)























































































































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