頭のいい人が話す前に考えていること

久しぶりの読書。電車の中で横の人が読んでいた本が気になり書店で手に取りました。

この本を読むと誰でも頭が良くなるそうです。

思考法の本といえば、ちきりんさんの本が一番しっくりきてましたがこの本もなかなかのやり手です。

思考法の本やコミュニケーションの本は、もやもやとしている事を言語化してくれる点が有り難く、その言語化の部分に対価を払うと思うと良い投資かと思います。

知性と信頼をもたらす7つの黄金法則

その1 とにかく反応するな
その2 頭の良さは他人が決める
その3 人はちゃんと考えてくれる人を信頼する
その4 人と戦うな、課題と戦え
その5 伝わらないのは話し方ではなく考えが足りない
その6 知識は誰かのために使って初めて知性となる
その7 承認欲求を満たす側に回れ

著書は、一つのコンサルティング業務での失敗を期に信頼されるためにはどの様な法則があるのかを考えたと述べています。

7つの法則、マインドフルでいること、全て人が評価する(自分ではなく)、信頼を得たいのであれば、その人の立場で考える。どれも重要なことかと思います。

深く考えるための5つの道具

その1 客観視の思考法
その2 整理の思考法
その3 傾聴の思考法
その4 質問の思考法
その5 言語化の思考法

特に言語化の思考法、再定義をおこうなことにより価値をもたらす可能性があると述べている部分は大いに同意できる。ありきたりなことを、その言葉を再定義してみることにより価値を生み出せる可能性は大いにある。

何回か読んでみたくなる書籍でした。私もコンサルティング業務では失敗の連続。あの場面では、こう振る舞うべきだったのかと考えさせられる書籍です。

相手の立場を考え、相手に即した提案をする。これが全てかと思います。








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