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Web制作会社のコーダー採用でいう、「未経験」の基準とは?

Web制作会社の採用でよく見る「未経験歓迎!」ってどのくらいのスキルの事を言うの?

ここで書くのは、あくまで自分の会社の話ですが、コーダーで「未経験歓迎」と書いてあっても、「1ページのランディングページを一人で作れる」位のスキルを実際のところは求められます。

それ以下のスキルだと、「あ、本当の意味で未経験なんだ、、教育が大変そうだ、、。」という印象になります。逆に最初からレスポンシブコーディングが出来れば、「お、この人には仕事お願いしやすい。どんどんお願いしてみようかな?」となる訳です。

とはいえ、実際には入社した時点でレスポンシブコーディングが出来る人は3人に1人かそれ以下です。ただ、現場の人間からすると未経験とはいえ、その位のスキルは欲しいというのが本音です。

「未経験歓迎」と書く本音は、応募者を増やしたいから

先ほどの段落にも書いていますが、実際に「即戦力を求む」と書いてしまうと小さな制作会社の場合、ほぼ応募がこなくなってしまいます。それ故に「未経験歓迎」と書くケースが多い訳です。

ただ実際には一番自分の会社で採用された人で多いケースは、職業訓練校でHTMLとCSSを学んだ!けども実務レベルにはかけ離れている。ただ、人柄が良さそうだから採用して様子を見ようというケースです。

中々実務レベルで採用出来る事は少なく、技術力は将来的に伸びるものという考えのもと採用される事が一番多いかもしれません。

未経験でWeb制作会社に入る上で意識したい点

実際に自分も独学で勉強した程度からの採用でしたので、未経験の人にもチャンスはあります。
ただ、未経験の場合は入社後が一番大変なので、未経験で入社した際には以下の点を意識する事をお勧めします。

✅「未経験」という条件に甘えず、一通りHTMLとCSSは理解しておく
 →まずはHTMLとCSSでランディングページを作れる位を目指しましょう。jQueryは後々必須になりますので、勉強はしておいた方が良いです。

✅あくまでも会社は「学校」ではないので、自分で勉強してスキルアップする姿勢を見せる
 →自分で調べて解決する力は、エンジニアとして一番重要な力です。教えてくれるのを待っているタイプの人は辞めていく事が多いです。

✅Adobe系のソフトやOffice系の操作も必ず覚えておく
 →意外とPhotoshopでの画像のスライスやExcelなどOffice系のソフトの操作が出来ない人が多いです。必ず覚えておきましょう。

長々と書いてしまいましたが、未経験で4年働いた今、自分が感じている事をまとめてみました。
「未経験」と言っても会社側の本音は異なる事が多いので、実際のところ求められる条件を知り、少しでもギャップを減らしてもらえたら嬉しいです。

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