東川町議としての飯塚さん

「写真のまち」東川町にある写真屋・フォトシーズンの飯塚達央です。2019年春から東川町…

東川町議としての飯塚さん

「写真のまち」東川町にある写真屋・フォトシーズンの飯塚達央です。2019年春から東川町議会議員になりました。2023年春より2期目、副議長に選任されました。日々の活動をフランクに綴っていきます。 ※あくまで個人の意見であり、東川町議会の意見・意志ではないことを御承知おきください。

最近の記事

久しぶりの「おしゃべり会」は9月24日(火)の開催です。

寒くなってきた北海道東川町です。 9月の定例会が終わりまして、ほっと一息ついているところです。 令和5年度の決算も確定したことから久しぶりの「おしゃべり会」を開催します。 「おしゃべり会」とは、飯塚が主催しているもので、私から東川町の町政情報や話のネタを提供しながら、参加者の方々と和やかに意見交換していく会です。 今回は令和5年度の決算が確定し、最新の令和10年度までの東川町財政運営計画が出ましたので、それらを用いて東川町の未来についておしゃべりしていきたいと思っています。

    • 9月の定例会は9月10日(火)より。決算審議と5名の一般質問がありますよ。

      東川町議会の9月の定例会は9月10日(火)と17日(火)の2日間で行われます。 9月の定例会は前年度の令和5年度の決算審議が主な議案です。 これ全国の地方議会の共通です。 東川町議会では10日に決算の概要について一通りの説明があり、11日と12日の2日間に渡り、常任委員会で各課より聞き取り調査を行います。 その結果を持って17日に認定するかどうかを決します。 税金で構成された町の公金が、果たして正しく効率よく使われたのか? 財政の健全化、将来負担、基金残高などについて慎重

      • 「東川町ゼロカーボン実行計画(案)」は9月4日までパブリックコメント募集中です。

        東川町ではこのほど「東川町ゼロカーボン実行計画(案)」を取りまとめ、それに対するパブリックコメントを募集しています。 東川町の町民、事業者、役場がゼロカーボンに向けてどういう取り組みを行なっていくのかある程度の具体性をもって示した計画案です。 一度目を通してみてはいかがでしょうか。 東川町には大きな電力消費やCO2を多く排出する大きな事業者がない分、住民が排出する割合が相対的に大きくなります。 その分、我々が日常的にできることが多いということですね。 また、森林面積が都市部

        • 「しごとコンビニ」は東川町の移住施策としても、町民の生涯活躍のためにも有効です。

          久しぶりの投稿になります。 お盆を過ぎて北海道東川町の気温は30℃を下回るようになって、夏のピークを超えたことを感じるようになりました。 この7月より以前の自宅を「FredHouse東川」という名の一棟貸しの宿にし、営業を始めました。 写真屋(photoseason)と町議に加え、宿屋と三足の草鞋を履くようになったのです。 フリーランスとして生きていくにはいくつかの収入源に分けた方が良いと言うのか、このご時世、分散しないと生きていけないというのが実情です。 宿業の詳細はこ

        久しぶりの「おしゃべり会」は9月24日(火)の開催です。

          東川町はホントに将来消滅可能性の低い町!なのか。

          東川町は2025年も若年女性の減少率が低い稀有な町 「人口戦略会議」がこのほど発表した『消滅可能性自治体』によると、全国の4割、北海道の6割の自治体が将来的に消滅する可能性があると発表し、新聞報道されました。 なかなかショッキングですね。 その根拠として、若年女性(20〜39歳)の人口減少率の推移が挙げられてます。 子どもを出産する可能性のある世代の女性がその町から減っていけば、自ずと町の人口が減り、自治体としての体をなさなくなってしまうということなのだと思われます。 そ

          東川町はホントに将来消滅可能性の低い町!なのか。

          東川町の地域通貨HUCは町民の負担になっているのか?

          北海道新聞の4月14日の2面(全道版)に東川町が推進している地域通貨東川ユニバーサルカードHUC(フック)のことが取り上げられました。 運営は東川町商工会のHUC運営委員会。 東川町のことが紙面に掲載されるのは嬉しいことですが、ちょっと誤解されそうなところがあったので調べてみました。 HUCの会員数が20万人を超したとのこと。 東川町の人口は8500人強ですから、会員の大多数が町外の方(9割)というのは、全国でも珍しい地域通貨だと言えるでしょう。 その理由としてふるさと納税

          東川町の地域通貨HUCは町民の負担になっているのか?

          3月議会の一般質問要約。住民自治や東川町の民主主義の熟成の観点から、町長に問う。

          3月18日の定例会で一般質問を町長に対して行いました。 3月11日に発表した東川町の令和6年度行政執行方針についてです。 主に住民自治や東川町の民主主義の熟成の観点から、町長の考えを問うています。 要約したにも関わらず長文になりますが、これからの東川町の行方に関わることですので、目を通してみてください。 住民自治や東川町の民主主義の熟成の観点から問う 飯塚:  行政執行方針の中身について、住民自治や東川町の民主主義の熟成の観点から、特に主要施策として基本目標の5番、「対話

          3月議会の一般質問要約。住民自治や東川町の民主主義の熟成の観点から、町長に問う。

          町に対する予算質疑 Q&A 町の財政は健全なのか?将来負担は?

          東川町の3月の定例会では初日に令和6年度予算166億3600万円の提案が町から示されました。 それに対する各課への聞き取りを3日間にわたって行い、最終日の3月18日に決が取られました(全員賛成)。 その際に、議員には改めて質疑を行う機会が設けられており、総括的な質問をここで行うことができます。 質疑したのは飯塚だけで(いつも寂しく思う)したが、その内容を、このほど発行された「広報ひがしかわ4月号」に記載された図表を合わせて書き進めていきます。 町の財政は健全なものなのか?

          町に対する予算質疑 Q&A 町の財政は健全なのか?将来負担は?

          東川町の令和6年度の予算166億円をざっくり解説

          3月18日の定例会で令和6年度の東川町一般会計の当初予算は166億3600万円と決まりました。過去最高の予算額です。 予算というのは、その年度にどういう事業をやりますということの総計で、歳入(収入)と歳出(支出)が同額で組み立てられます。 やりたいことがあっても財源(歳入)の目処がなければ、予算に組まれません。 また当初予算であって、その年度内にやることが増えたりすれば補正予算が組まれることになります。 20年で4倍の予算額は166億円に 令和6年度の166億3600万円

          東川町の令和6年度の予算166億円をざっくり解説

          3月18日(月)は5名の一般質問が行われます。

          東川町議会、3月18日(月)に行われる一般質問では5名の議員が登壇します。 議会では質問事項をあらかじめ質問相手に通告することになっています。 5名の質問事項は以下の通りです。 飯塚は、町長に対して、 令和6年度行政執行方針について 住民自治や東川町の民主主義の熟成の観点から ・「自治振興区振興計画」や「まちづくり白書」の内容 ・「新まちづくり計画2024」のR6年度の実施内容やPDCAサイクル ・「タウンミーティング」の内容、予定 ・「情報発信」の方法 町長 地域おこし

          3月18日(月)は5名の一般質問が行われます。

          東川町議会の3月定例会は、3月11日(月)と18日(月)に開催。一般質問は18日(月)です。

          東川町議会の3月定例会は、3月11日(月)と18日(月)の2日間で開催されます。 11日は9時30分より開会し、冒頭に菊池町長の「行政執行方針」と教育長の「教育行政執行方針」の発表があります。 その後、「新まちづくり計画2024」、新年度予算の提案、補正予算や条例改正の審議が行われます。 一般質問は18日(月)の朝9時30分より始まります。 飯塚達央、尾崎紀子、高橋恵、津谷俊弘、鶴間松彦の順で5名が登壇します。 飯塚は「行政執行方針」や「新まちづくり計画2024」について

          東川町議会の3月定例会は、3月11日(月)と18日(月)に開催。一般質問は18日(月)です。

          欠員1名となりましたが、補欠選挙はありません。東川町議会

          東川町議会の安原芳博議員(74歳)が1月30日にご逝去されました。 あまりに急なことに大変驚きました。19日に氷祭りの雪像作りでお会いしたのが最後になりました。その時はお元気でしたのでなおさらです。 微熱が続き、検査入院の最中に容態が急変されたとのことです。 2月4日には告別式が行われ、副議長として議会を代表し、弔辞を読ませていただきました。安らかにお眠りください。 問い合わせがありましたので、こちらでもお知らせいたします。 定員12名の東川町議会ですが、1名欠員のまま11

          欠員1名となりましたが、補欠選挙はありません。東川町議会

          12月の定例会の振り返り 言いづらいことでも言わなきゃってこともアリ

          令和5年第4回定例会が12月14日に開催されました。 午前の一般質問では20人くらいの方に傍聴にお越しいただき、賑わいました(?)ありがとうございます。 午後からの補正予算や人事案件で決まったこと。 (一般質問が終わると傍聴者がいなくなるのですが、ここからの審議は議員誰でもが質疑が出来る、ある意味本番スタート) それから飯塚が質疑したことを要約しておきます。 補正予算 ・IT推進事業 電子決済用ソフト購入費として  363万円  (行政のペーパーレス化の一つ。課長や町長が出

          12月の定例会の振り返り 言いづらいことでも言わなきゃってこともアリ

          12月14日は東川町議会の定例会です。

          12月14日(木)は、東川町議会の令和5年第4回定例会です。 議会の定例会は3月6月9月12月の年4回ある中で、今年最後の定例会になります。 定例会では臨時会とは違い、議員からの一般質問が行われます。 今回の一般質問は以下の通りになります。 14日(木)の9時30分から開会となり、一般質問が始まります。 町民の日々の暮らしや子育て、教育に関する質問が多くを占めます。 より良い町づくりを目指して議員は活動しています。 興味、関心がある方は役場3階の議場にお越しください。

          12月14日は東川町議会の定例会です。

          香港の民主主義から、東川町の民主主義を思う。

          今日12月10日は香港の区議会選挙が行われます。 11月下旬に香港を訪問した際に、投票を呼びかける大型ポスターが町のあちこちに掲げられているのを目にしました。 しかし中国化が進められている香港では選挙制度が変えられ、市民が直接選べる議席数が2割以下になるなど、政府に批判的な立候補者を排除する動きが顕著となり、形ばかりの選挙の様相だとのこと。 「香港ではどれくらい英語が通じるの?」とアテンドしてくれたジンの経営者ジョセフに尋ねたところ、「最近、若い人はあまり喋れる人が少なくな

          香港の民主主義から、東川町の民主主義を思う。

          香港へ視察 東川町に建設される公設民営ジン蒸留所の本社訪問

          11月下旬に公務で香港に行ってきました。 現地2日間は自由時間なし&観光なしの行程でなかなかハードでしたが、初めての香港。久しぶりの海外は多くの気づきを得られました。 2025年の春に東川町に公設民営のジンの蒸留所ができます。 その運営を行うのが(株)丹丘蒸留所で、本社が香港の完全子会社の日本法人になります。 そこで東川町の担当課長や議長とともに、その香港本社「Cheung Brothers' Enterprise Limited」を訪問するのが今回の大きな目的です。 同

          香港へ視察 東川町に建設される公設民営ジン蒸留所の本社訪問