マガジンのカバー画像

tatmos

106
tatmosの独り言
運営しているクリエイター

#3Dサウンド

VRで首を動かす時のステレオ音の変化

VRで首を動かす時のステレオ音の変化



ステレオ音楽を聴いている時にヘッドホンとスピーカーでは首を動かした時に違いがある

VRでは首を動かせるのですが ヘッドホンでステレオの音を流しているとヘッドロックしたステレオが再生されます

残響成分をステレオで用意してしまうと 残響音がヘッドロックします

これは部屋の壁が頭に同期して追従(ヘッドロック)している奇妙な空間になります

首を動かすステレオは 空間側に置きたいのですが  

もっとみる

矩形のこぎりサインノイズ

これらのプリミティブな音って面白いというお話

矩形波形チップチューンででてくる波形。現実世界にはあまりない波形。
これの面白いところは、適当にピッチを変更してもノイズにならないところ。
なぜなら、全部プチノイズの塊みたいな音だったりする。

矩形の幅を変えてあげることで、異なる倍音が生まれる。
この変化も面白い。

のこぎり波形これも面白い波形。矩形と違うのは、片方がなだらかに変化する。
これに

もっとみる

リアルタイムエフェクト

ゲームでリアルタイムにオーディオのエフェクトがかけられるという話

音に残響とか、3Dの効果とかつけるのって、
リアルタイムのエフェクトだとうれしいという話

リアルタイムエフェクトのメリット
- ユーザーの操作で変化する
VRだと首の向きが自由に変更できるので、それにあわせて音の位置とかを変えることができる。
空間に配置する音なら、なるべく見たままの場所、フォーカスの当たる場所の音がちゃんと聞こ

もっとみる

音が割れる

割れた音って直せないという話。

割れるとは?音が割れるとは、レベルが大きすぎて、何かしらの許容範囲を超えてしまうときに起こる。

何の範囲を超えているかというと、音が表現できる範囲を超えている時。
アナログでもデジタルでも。

波形でみると、範囲外まで波形が伸びていく ように見えて実は最大レベルで頭打ち、ぺたーっと、クリップしてしまっている状態。(その時間の情報が取れていない状態、無音と同じよう

もっとみる

VRで音量と音圧

聞こえないとまずいけど、大きすぎてもまずい。

VRで リアルな音を再現しようと思っても、HMDのスピーカーではとてもだせない・・・ という話。

前のノートで低音の話のような、周波数的制限の話もあるのですが、
聞こえている音程であっても、
音の強弱についてもいろいろ幅が少ないのが現状。

大きな音例えば、銃声や大砲のような大きな音を鳴らしたいとして、
本物の銃は撃つと衝撃波が体に当たってくる。 

もっとみる

HMDの音の違い

VRのHMDってスピーカーが不思議なところについていて、
いい感じで聞こえるようになっているのだけれど、
これ、HMDごとに音が違って聞こえてしまうのです。

低い音が消えてしまう全般に低音はほとんど聞こえない。
もし音で、物足りない場合は、ヘッドフォンをつけると改善されます。

重低音はさらに消えているこれ、ライブハウスとか映画館とかにあるようなサブウーファーとまでいかなくてもその帯域の音が消え

もっとみる

あらゆる方向から音がするVR

左右、上下、前後、四方八方から音がする。
ぼくらは音につつまれている。

これを表現するのが結構大変というノートです。

全部鳴らすの?いや、それは大変。
音に包まれるためには、隙間なく音を配置していくことになるのだけれど、
まずステレオで考えてみる。

ステレオでの音の配置ステレオであれば、左右のスピーカの間を埋めれば良いので、
中央、左右、 (MID,SIDE)
みたいに考えることができる。

もっとみる

スピーカの位置とVRサウンド

ちゃりです。またノートにVRサウンドメモとして書いておきます。

ステレオはどこから出るのか?ゲームとか、ドルビーとかのスピーカー配置で、スピーカーの位置は
-30度、+30度
にあることが多い。
リスナーの位置から前方が0度で数える。

ヘッドフォンの場合
-90度、+90度
に音がでる。
人間の頭の左右に耳がついているので。

同じレベルで出力した場合の違いもし、左右両方から同じレベルで音を出

もっとみる

3Dサウンド

よくサウンドの設定とかに2Dとか3Dとか設定があるものがある。
なにかこれらの関係が曖昧な感じ、分野が違うとまたとらえ方も変わってしまいそうなので、ノートに書いておこうかなと。

なお、自分が語っているのはゲームのサウンドの話になります。

3Dサウンドって何?3Dのゲーム向けのサウンド。
ゲームが2Dから3Dに進化した時があって、
オーディオも3D(x,y,z座標指定再生)というように一部なった

もっとみる
spatial.chatの音まわり試してみた話

spatial.chatの音まわり試してみた話

spatial.chat Youtubeをみんなで見れるチャットということで、面白そうといろいろ試してみました。

・みんなで歌ってみる遅延について
ローカルで2台のマシンから繋いで、手を叩いて、音が帰ってくるまで 自分の環境だと300msecくらい

一緒に演奏とかはできなさそう。
カエルの歌の輪唱をこころみるも玉砕。

みんなでYoutubeをみながら歌っても、みんなずれている。

・距離減衰

もっとみる

VRサウンドの未来を作りたい

・VRサウンドって何?
Ambisonicsとかオブジェクトベースオーディオとか、ゲームオーディオ界隈では比較的新しい響きの言葉。これらを駆使したサウンドの事。

・未来って何?
実は、Ambisonicsとかオブジェクトベースオーディオ自体は古い技術で、リアルタイムでできるようになったのがここ最近という技術。
で、動かせるプラットフォームもとても少ないながらも存在し始めたところが現在。まだ本気で

もっとみる

プロ向けの3D音

プロ向けっていうのは、高い値段でも役に立つものなのかな。 (80万でも買ってくれる層があって、成り立つ製品)

プロ向けのものがかならずしもコンシューマーが望んでいるUI,UXとはかぎらない。

コンシューマー向けにデザインをするのであれば、それ相応のコストをかける必要がでてくる。(高いものが、コンシューマー層に使いやすいとは限らない、⇨ コンシューマー向けの用途別の適度なプリセットと短時間で効率

もっとみる