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【毒親日記】私の「家族」はおかしいと気が付いた話

はじめに

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父親の影響でだんだんとヒステリックに変貌していく母親

父親から踏んづけられたり、脇腹を蹴られりした後、
「お母さんが守ってあげるからね。安心してね」

そう言ってくれた母親も、
父親から受けるDVや精神的なストレスにより、
離婚した後は父親の影響を受けてしまいました。


わがままになり、言動も大げさでヒステリックになりました。
私と弟の養育から逃げ、愚痴が多くなり、
再婚した後も義理父と私が話すだけで嫉妬したり拗ねるようになりました。

週3で家出したり、キレれば物に当たり、
「私のことなんてどうでもいいんでしょ!!!!ほっといてよ!!」と思春期のような言動が目立ちました。
放っておくとさらにキレるという無限ループです。

自分の行動が上手くいかなかったり、肯定されてないと勝手に悲観して、
途端に聞く耳を持たずに金切り声を上げてヒステリックになるのです。

不安なんでしょうね。周りから認められてないと勝手に悲観するのです。


花瓶と金属のベルトが飛んでくる

ヒステリックになった母親が、キッチンに置いていた花瓶が投げつけてきて、金属製のベルトを当ててきたこともあります。
胡蝶蘭の白い花びらが舞い、私の足にベルトが当たって痣になりました。

包丁を持ち出すこともありました。



私の母親は少しおかしいのかもしれない

隠し事はしませんでした。
嘘をついて、いざバレたら悲しむからです。母が。
母親に隠し事はできないので、彼氏ができたことも伝えてました。
年の近い母は、まるで自分のことのように喜んでくれました。
喜ぶ母親の姿を見ていると、私は自分のことのように嬉しかったのです。



「お母さん少しおかしくない?」

当時付き合っていた彼氏に、家庭状況を話すと
「りさちゃんのお母さんって少しおかしくない?」
と言われました。

福祉系の大学で心理学を学び、社会福祉士の資格を取ろうと
奮闘する彼は「同じような事例を学んだことがある」と言われたのです。


もしかして私のお母さんって一般的の家庭とは違うのか??

この頃から、図書館などで「家庭環境と虐待における子どもへの影響」に関する本を読みふけりました。

この本は私の心を救ってくれました。
毎日読んでいて、親に見つかったら怒られるので本棚に隠していました。
親に隠し事をしてみたのです。

ですが、私が大学に行ってる間に部屋に入ったらしく、この本がバレてしまいました。
マーカーを引いたり、付箋をたくさん貼っていたので、どんな項目を見ていたのかもバレていたでしょう。

帰ると母親と義理父が待ち構えていました。
「この本は何だ」と、「どうして頑張って育ててきた我が子に『毒』と言われなければいけないのか」と泣きながら言われました。

はぁ?って思いましたけど。



世界観の狭い家族

当時の彼氏と付き合ってからというもの、余計な知恵をつけていく私が気に食わなかったのでしょう。
「あいつがりさを洗脳させてる」とまで真面目に言われました。

「そんな彼とは別れなさい」と言われましたが、
「嫌だよ。なんでそんなことしなくちゃいけないの」と反抗したら、
「この不良娘が!!!言うこと聞けねぇのか!!!」とキレられて包丁を振り回されたので、一人暮らししている彼の家に逃げ込みました。

泣きながら身の回りの物を素早く持って、着の身着のまま家から逃げてきました。泣いてぐちゃぐちゃの顔のままだったので、すれ違うおじさんやお姉さんがギョッとしていた気もします。

電話が30件くらい入っていたのが怖くて電源を切って過ごしました。


今でも夢に出るほど、怖かったです。



長くなったので今日はここまで。
見てくれてありがとうございます。

おしまい

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