たてよこのあれこれ #07
たてよこ書店、公開工事を行います。期間は8月11日〜19日。
書店のある母家と渡り廊下で繋がった離れの建物を「アスレチック」、「モノづくり工房」に作り替えます。
僕が使える部屋は10部屋以上。「小さな複合施設」をつくるために現在着々と準備を進めています。2023年6月には小学生が運営する自習室「たてよこの森」がオープン。小学5年生が名前やコンセプト、実際の運営方法まで考えてくれました。平日の15時〜17時半は5年生2人が常駐しています。そして同じ時期に庭を活用したコミュニティ農園も整備。
自習室や農園に次ぐ第二弾は今回のアスレチックとモノづくり工房です。ある日、建築を学んでいる友人が「アスレチックつくりたい」と言ってくれました。雁木町家の中にアスレチックができるなんて最高におもしろいと思って二つ返事で快諾。元々つくる予定だったモノづくり工房とドッキングして離れに整備することで、離れは自由に体を動かしたりモノを作ったりできるように計画。身体性や創造性を育めるようなスペースにしていきたいと思っています。基本的に建物が両隣と隣り合っている雁木通りにおいて、母家の奥に両隣と隣接することなく独立している離れはとても貴重な空間でした。
経営的に言えば、アスレチックやモノづくり工房をつくったところですぐに大きく成長するわけではありません。ただ、長く建物を活用していくにあたって、じわりじわりと場の持つ価値を高めていけたらいいなと思っています。書店の価値、自習室の価値、アスレチックの価値、モノづくり工房の価値、それらを高めていくことはすなわち複合施設全体としての価値に繋がります。正直、書店は自分がやりたくてつくりました。(もちろんそれ以外の理由もありますが。)でも僕がやりたいことはそれだけではありません。自分自身の、そしてお店に来てくれる人の日常生活を少しおもしろく、少し豊かなものにアップデートできるよう、丁寧に、着実に歩みを進めていきたいと思っています。
公開工事では、一緒に作業していただける方を募集しています。期間中、解体工事から躯体工事、そして仕上げのペイントまで様々な作業があります。ぜひ一緒にアスレチックやモノづくり工房をつくっていただけないでしょうか。
8月11日〜19日の間で数日間でもどこか数時間だけも構いません。人数がたくさん集まった日には近隣の飲食店のケータリングも用意できたらなと思ったりしています。現地に来ていただいて工事を見守っているだけでも嬉しいです。
新潟には海も山もあり、夏を満喫できる穴場かもしれません笑
お盆休みはぜひ新潟へ!ぜひたてよこ書店の公開工事へ!
<公開工事参加申し込みフォーム>
https://forms.gle/edfAwjXfRdvgUdbv7