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大きめの決断

ただその日を生きるだけの生活がはじまってから
そろそろ一ヶ月が経とうとしています。  

もともと外に出なくてもダイジョーブ人間だったので、
(というか、午前中から絵を描いていると気づけば夕方になっていて結果的に1日を家で過ごすことになっている。)
このお休みがはじまる時「最高の1ヶ月にするぞ」と決めました。  

毎朝「今日は何しようかな」って考えたり、
思いついたやりたいことをすぐさまやったり
(餃子作り・LINEの着せ替え作り・小さい置物を作るetc.)、
今あるもので楽しく暮らしたり、
普段あんまり読めてなかった本とか映画も観るようになった。

そして何かを作ることに集中していると、嬉しいことに、
制作活動による収入も以前よりか不思議と増えて、
「これって自分の理想の生活の体験版だ」と、理想が自分にかすり始めたことに気づきました。
(憧れていたビジョンを体感したような素敵な期間だった。)

働きながら空いた時間で絵を描いていた生活は、今思えばとても忙しなくて
自分の時間を減らしてずいぶん焦りながら制作していたなと思いました。  

と、いうのもそれを選んでいたのは他の誰でもなく自分で、
「最低限の生活費を稼いでいたら、絵も一応描けるしどーにか暮らせてますし。いっか〜」
などと、こういう現状で妥協していたんじゃないかと、気づきました。
(どう考えてもこのままの生活だと収入は一定以上増えないし、絵は描けて嬉しいけど、これが本当の幸せか?と聞かれたら、そうではない。)  

そして先日、職場へそろそろ出勤しましょうという連絡が来た時
この暮らしが終わることを想像したら、大変辛くなりました。  

この一ヶ月の休みは、自分で選んだわけじゃなく、
世の中が変わってしまったことにより強制的に発生した出来事でした。
不安はかなりあったのですが、後悔しない選択をしようと思い、
とりあえず夏頃まで、自分の意思で仕事を休むことを選びました。
(自粛なので、職場からの給料はナシ!大きめな決断をして、舌の奥がビリビリした。)

今後は引き続き、自分にできることを試行錯誤しつつ
たのしい宝物のような日々を過ごしたいです。
結果的にどうなっても、いい思い出にはなりそう。


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