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「美しさとは自分に違和感を感じないこと」

美しさとは自分に違和感を感じないこと。
それと最高の赤いリップね。

   グウィネス・パルトロー

自分に自信が持てない女性におくる『美の名言集』


なるほど、そうか。
自分に違和感がなければ自信を持てる。その自信が美しさに繋がるのか。


私は今の自分に違和感があるなぁ。
鏡を見ても「なんか足りないな」と思ってしまう。

加齢やマスク生活によるシミとかたるみが気になってきたのもある。昔のメイクをしたら戻れるかなと思って試してみても、すっかり似合わなくなっている。努力も足りてないから体型も変わってしまった。

でも、肌質とか若さとか、そういうことじゃないと思うんだよね。




この違和感を考える時、いつも30歳前半の自分と比較する。

その時の自分の満足度が高かったから。


その頃までは、過去を振り返って「あの頃に戻りたい」なんて思ったことがなかった。

「過去に戻れるとしたらいつに戻りたい?」と訊かれても、「戻りたくない。今が最高!」と答えるくらいに満足していた。

いい恋をしていたというのもある。


恋愛による美しさを抜きにしても、自分に違和感なく過ごしていたと思う。

「素の自分」と「他の人に見られたい自分」は違ってたけど、自分の中でちゃんと区別できてたんだと思う。

「他の人に見られたい自分」が好きだったし、その自分がちゃんと機能してたから「素の自分」を大事にできていたんだと思う。

2つの自分のギャップに気付いてくれた人がいると、「自分に興味を持ってくれてる人がいるんだ」「私のことを認めてくれる人がいるんだ」と思って嬉しくなって、なついてた。


今の私は当時の私ではないから、当時、実際に自分のことをどう思っていたのかは事実とズレているかもしれない。

周りの人からの反応も美化されているかもしれない。

でも、やっぱり今、「過去に戻れるとしたらいつに戻りたい?」と訊かれたら、あの頃だと答えるな。

「この自分が自分だし、これでいい」と違和感もなく、自信があったと思う。

自信は表情にも出ていただろうし、話し方や仕草にも表れていたと思う。




今は何が違和感になってるんだろう?


「素の自分」と「他の人に見られたい自分」が区別できていない。

そもそも「他の人に見られたい自分」がぼやけている。


やっぱり原因は転職にあると思ってしまうな。

仕事が難しすぎて、プレッシャーも大きくて、いつもびくびくしている。心だけじゃなくて姿勢も縮こまってしまっている。「バカだと思われるから」と雑談も控えてしまう。

前の仕事も難しかったし、プレッシャーは大きかったのにな。


以前の「他の人に見られたい自分」のひとつは、鋭いツッコミを入れて笑いをとっていた感じ。

でも転職した当初は、他人にツッコミを入れるほど堂々とできなかった。「仕事できないくせに」と思われないように、おとなしくしてた。雑談して笑ってるのを見られて、「仕事しろよ」と思われたら嫌だなと思って、黙々とパソコンに向かうようにしてた。

今は少し慣れてツッコミを入れることはあるけど、前職より上品な人が多いのか、私のツッコミはきつすぎると思われてる気もする。

しかも、以前と変わらず、「他の人に見られたい自分」を鎧にしたいのに、どうも私の思惑と違うように見られている。

どう見せるのがいいのか定まらなくて、それが違和感に繋がってるんだな。


まだ何がいいか見えてないけど、「よく笑う人」というのは入れておきたいな。楽しい時はもちろん、人にお願い事をする時や、難しい案件に立ち向かう時には笑いながら場を和ませる存在になれたら理想だな。

自然な笑顔が多い人は魅力的に感じるもんね。美しい、と。


今の職場で、自分に対する違和感を減らしていくのはまだまだ時間がかかりそうだけど、少しずつ自分を変えていけたらいいな。

やっぱり内面から美しくありたいもんね。




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