詳説【無限無気力ループ】
私が無気力に人生を浪費している構造に今更気がついた。
生まれてから高校の半ばまで異常に利己的でエリート志向だった。他者の上に立つためだけに勉強した。同級生よりも大人よりも優秀になろうとした。一方で校則は守らなかったし、得意でない実技教科や部活はふざけてばかりだった。それでも「他者の上に立つ」という目的をもった勉強には相当の熱量を注いでいた。
元男子校の高校に入学し、性差別や周囲の性的自覚を感じるようになると、「全勝したい」が口癖になった。この社会は男は男と、女は女と戦ってい