タテシナソンNeXTイベント「キャリアを再発見した先輩たち ~思い描いた一歩前へ~」を開催しました!
「今の仕事に不満はないけど、ちょっとだけモヤッとする」
「転職したいわけじゃないけど、何か物足りなさを感じる」
「自分のやりたかったこと、できることってなんだっけ?」
タテシナソンNeXTでは、そんな「ちょっとだけモヤッとする」気持ちを抱えた人たちが「ちょっとだけ前に進む」ために、地域と関わりながら仕事を続ける働き方を知り、今のスキルや経験を地域課題の解決に役立てながら仕事をしていくためのヒントとなるようなオンラインイベント「キャリアを再発見した先輩たち~思い描いた一歩前へ~」を2023年2月17日に開催し、21名の方にご参加いただきました!
イベント冒頭では、会場として使用した二次元のメタバース(バーチャル空間)「SpatialChat」の”会場内を自由に動ける”という特性を活かして、参加者がそれぞれの「もやっと度」「地方への関心度」「働き方属性」に応じて会場内を移動するといったアイスブレイクを行い、場の雰囲気を盛り上げました。
「立科町との関わりしろ」のパートでは、立科町職員より立科町を事例とした多様な地域との関わり方についてご説明、地域の内外から地域に貢献する方法としてどのような関わり方があるのかをお伝えし、「地域の関わり方は実はこんなにある!」を実感いただけました。
待ちに待った「キャリアを再発見した先輩たち」のトークセッションでは、新卒で入社した総合人材グループに在籍しながら社内起業の形で地方創生事業を始めとした地域と関わる仕事を手がけるパーソルワークスデザイン株式会社の長野さん、政府系金融機関から社会起業家へと転身し、ローカルディベロップメントやエリア開発、地域の情報発信を行うquod, LLCの飯塚さん、外資サービス業からの起業で人、コト、場所を繋ぎ地域を元気にする取り組みを地域の外から実践する株式会社AnyWhereの斉藤さん、県庁職員から立科町職員へと転身を遂げた上前さんに登壇いただきました。
キャリア転換のきっかけ、その時の選択肢、プロ人材の可能性についてお聞きし、最後にキャリアを捨てられない人たちへのメッセージをいただきました。「キャリアは捨てるものではなくて積み上がるもの、フィールドを変えても今までに培ってきた経験や人脈はつながっていく」という言葉に会場全体が納得感に包まれた中でトークセッションは終了となりました。
イベント後半には、タテシナソンのアイデア事業化の進捗報告と、2022年タテシナソン(※)参加者に事前に送付したハンバーグソースの試食アンケート結果の発表&ディスカッションを行いました。
※立科町で焼肉店と精肉販売店を営む「いっとう」さんの経営課題を解決するというテーマでプレゼンテーションを行い、事業化のアイデアとして立科のりんごを使用したハンバーグソースを作るという案が採択されました。
タテシナソン事業化報告のパートでは、quod, LLCが手がける2つの事業化プロジェクト”牛乳専科もうもうの冬季営業の実現”のためのテストマーケティングと、”焼肉店いっとうの経営課題解決”のためのりんごソースの開発・PRに関して、実際どのようなプロセスで事業化が進んでいるのか、quod, LLCの太田さんよりお話しいただきました。
りんごソースのアンケート結果発表&ディスカッションパートでは、初めにいっとうの角田社長よりりんごソースの開発にかける思いや開発秘話をお話しいただき、たくさんの事業者にご協力いただき関係性を築けたこと、ECサイト販売を視野に入れたからこその苦労、自然素材にこだわった開発などについてお聞きすることができました。
そして総数117名の方にご回答いただいたアンケートをもとに行ったディスカッションでは、「さっぱりしておいしかった」「りんごの酸味や甘味が感じられた」「子供が好きそう」といった意見から、「もう少しとろみが欲しい」「もっとパンチが効いていても良いかも」といった声まで、幅広く意見を交わすことができました。
タテシナソンに関係した人だけでなく、いろいろな形で地域と関わりたいと考えている人に向けた今回のイベントでは、多様な地域貢献の形や地域の仕事、社会人経験を活かしての地域への貢献の仕方、立科町のユニークな取り組みや、魅力的な人たちの想いをお見せすることができ、「もっと聞いていたい」「まだまだ話したい」と思う中でイベントは終了いたしました。
今後もタテシナソンNeXTでは、立科町の取り組みについてお知らせしてまいりますので、ご興味のある方はぜひこちらのnoteをフォローしてお待ちください!
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