Ep21 車椅子マラソン・できないよりできること:西田宗城
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ふとDMを開いてみると
「松田さん、こんばんは。
車椅子マラソンの西田です。ボストンマラソン参戦のため、昨日ボストン入りしました。出発は来週水曜なので、それまでにタイミングあればお会いしたいですね!」
あんぎゃー!!!10年ぶりじゃないですか!?
通称マラソンマンデー!ボストン市内が通行止めや規制でイタリア人街、通称リトルイタリーは「カーボローディング」(レース前のランナーやアスリートがパフォーマンス前に筋グリコーゲンをより多く補給するために炭水化物を多く摂取する食事)をするためにレストランが大混雑、ランナーたちがパスタをいっぱい食べてレース当日に備えるシーンはボストニアンにとってはお馴染みの光景です。ポッドキャストの収録は直前に決まって、レース後に血尿ガッツリの西田さんと対談。ゲストはどれだけタフなんですか!?
10年前の2012年にマイナー競技アスリートが協賛金を獲得する公開オーディションイベント「ワールドチャレンジャーズ」がありました。西田さんは1期、タテキは2期でそれぞれ参加しイベント会場でご一緒したのが出会いでした。
お互い積もる話もあるような、ないような?お互い元野球部という共通点以外ゆっくり話せた記憶がないのに、何故か久しぶり感が全くなく収録が始まりました。しかも西田さんの滞在先ホテルの部屋で(笑)
収録後は新たな世界への扉が開かれたかのような感覚がありました。まるで、新たな冒険の旅に出るかのような感覚で、目的地は「自己超越」西田さんの話から、マラソンという競技が単なる「走る」行為だけでなく、自己との闘いであり、自己を超えるための挑戦であることを改めて認識しました。彼の言葉からは車椅子マラソンという特殊な状況下での戦略や、自己の体調管理、そして何よりも自己との闘いの様子が生々しく伝わってきました。特に印象的だったのは、西田さんが「自分の体重が重いため、下り坂では攻めることができる」と語った部分です。自分の特性を理解し、それを最大限に活用するという、まさに「自己ハック」の精神を体現していると感じた。これは、タテキが常に追求している「バイオハッキング」の精神とも共鳴するもので、非常に刺激的でした。
また、西田さんが「企業に所属することで、結果を出す必要性が増す」と語った部分も、企業に所属しない個人プレー格闘家にとって大きな学びでした。毎回スポンサーを探す干城と違い、自分のパフォーマンスが常に所属先に影響を与えるという責任感を強く感じさせるもので、自分と立場が違う企業アスリートのプロ意識を共感しました。
さらに、西田さんとの対談では多様性と障害者に対する理解と尊重の重要性を話しましたが、タイトルが全てだと思っています。多様性、障害者、健常者、さまざまな言葉がありますが、同じ人間として大切な本質は何か?是非、本エピソードを聴いてみて下さい。このエピソードを通じて、自己超越の旅を続けることの重要性を改めて認識しました。旅、つまり人生は自己との闘いであり、自己を理解し、自己をハックすることから始まるということを西田さんとの対談で再確認しました。リスナーの皆さんもきっと西田さんのような強い意志と挑戦精神を胸に、自己超越の旅を続けていきたいと刺激されると思います。
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