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『ぷるぷるの夜』 NHK新人落語大賞 受賞に寄せて 全文掲載
『ぷるぷるの夜』
NHK新人落語大賞を受賞することができた。
やりたいことに対して素直に向き合い続けてきた結果、気付けば従来の落語家像の外側を歩きがちな十数年だった。枠からはみ出た活動スタイルは当然ながら大多数との差別化に繋がり、そのことで声がかかった仕事や出会えた人は多い。一方で、伝統芸能でもあるこの世界においてそういう道を歩むということで自ずと手放さざるを得ないものもあって、その一つに
【無料】あと305日(たぶん):テーマ曲
音楽の力をとても信じている。気分を高めたり落ち着かせたり、如実に影響を受ける。世界観を色濃く映し出すことができる。だからこそ、自分の会では前から流す音楽に気を巡らせているのは当然として、いつからかイベントを象徴づけるテーマ曲も作るようになった。わかりやすいのはにゃんぞぬデシに作ってもらったソーゾーシーのテーマで、今ではあの曲をかけるだけで一気に空気が出来上がる。他にもソーゾーシーで使う出囃子とし
もっとみる【無料】あと311日(たぶん):檄文
人間は弱いから、どうしたって徒党を組んでしまう性質がある。その時、当たり前だけど似た境遇の者同士が集まることになるし、そうなると相乗効果でよりその性質が濃く煮詰まっていくことになる。そして環境から受ける影響は絶大で、気づけば自分の考え方は変わっていくし、考え方が変われば行動が変わるし、当然ながら結果も変わってくる。
僕は二ツ目昇進が早かったことと、たまたま少し上の世代に才能豊かな方々たくさんお
日誌:2024年4月8日〜4月14日
※無料公開部分以外は口外禁止でお願いします!
4月8日(月)
代官山落語夜咄「小人十九」「くじ悲喜」
朝、座・高円寺へ5月6日「吉笑祭」の打ち合わせへ。コンテニューの時に感じたのだけど、この劇場は映像との相性がめちゃくちゃ良い。機材的にスムーズに映像を使えるのだけど、イクイプメン時代はいつも機材トラブルに苛まれていたからそれがどれだけありがたいことか僕は知ってる。