見出し画像

感謝→貢献→成長のサイクル

こんにちは。TATEITO広報の長谷川です。
2月8日は月に一度の全社ミーティングでした。

先般石川がこちらの記事で投稿したように、会社の「今」の状況を共有するための場ですが、後半は3-4名のグループに分かれて、テーマに沿ったグループトークを行います。

今月のテーマは
「TATEITOで働く上で、大事にしていること、してきたこと」

「働くとは?」というテーマで哲学カフェを実施したお話を先日記事にしたところですが、今日のテーマはもう一歩踏み込んでみた感じですね。

実際にやってみて、「個人個人が大切にしていること」という観点から、TATEITOという会社の特性の1つが浮かび上がってきたように感じたこのグループトーク(少なくとも私のグループは)。

熱が冷めないうちに早速ご紹介したいと思います。

「機会が与えられる=喜び」

今回の参加メンバーは18名で、グループトークでは5つのグループに分散。

私のいたグループは3名で、エンジニア、動画撮影・編集、広報と、職種も、住む場所も、TATEITO歴も、社会人歴もバラバラで、いい感じに混ざり合ったメンバー構成。

「お先にどうぞ」と振られてすぐに話し始めてくれたのが、エンジニアのKさん。

「TATEITOだと当たり前というか、よく聞く言葉かもしれないけど、自分は成長と貢献です。ずっと一貫して大事にしています。」(注:社長の平野がとても大切にしている言葉が「感謝、貢献、成長」です)

「新卒でプログラミングの経験も少ない、学部も理系でもなかった自分が、こんなゴリゴリ開発しているところに普通はエンジニアとして入っていけないと思うけど、それを受け入れてもらい、機会を与えてもらっているから、絶対成長しないといけないし、もちろん貢献も絶対していきたい、と思っています。」

おおお!!
一番若い彼のこの力強く、確信をもった回答にどよめく残り2人。
いやあ、素晴らしい!

それに勢いづいて、動画の撮影・編集担当のSさんも、

「自分も似たところがあって。元々音楽の編集しかやったことがなかったんですが、動画の編集もやらせてもらえるようになり、それ以外にもいろんな機会が与えられるから、その都度しっかり打ち返すようにしてます。」

なるほど、こうして改めて聞いてみて、他のメンバーのことなども頭に浮かべると、確かにTATEITOではこうしたチャレンジの機会がとても多いということに気づきます。

広報爆誕の回でもお話ししたとおり、私が今広報という立場にいるのも、「それやろう!」とすぐにやらせてもらえる機会を与えられたからこそ。

グループトーク後の全体のまとめでも「機会を与えてもらった恩返しのつもりで取り組んでいる」「新しいことでもなんでもどんどんチャレンジする」といった、「機会を与えられる」ことにフォーカスした意見が他のグループからも出ていました。

与えてもらったからには応えたい

「機会を与えてもらった」という気持ちは、感謝につながっています。経験の少ない自分にトライさせてくれるなんてありがたい、だからそれに報いたいと。

それには、最初のエンジニアの彼が話してくれたように、どうやったら相手(お客様、会社、周りのメンバー)に貢献できるかを考えて、行動に移してみること。貢献することで人は成長していきます。

できなかったことができるようになる、自分には重いように思う扉も思い切って押してみる、初めての業務でも挑戦してなんとかやり遂げる、一歩踏み出してみて反応をもらう。

大きなことから小さなことまで、毎日何かを学んだり、身につけたり、気付いたりしているはずです。

時には悔しい思いや、苦しい場面、人生で一番無理!と思うこと(これはSさん談の自己評価w)さえもあるかもしれないけれど、そこからも、いやそこからこそ得られるものはたくさんある。

そうやって少しでも前に進んだり、昨日より1つ多くのことを身につけた自分が、お客様やメンバーや会社になんらかの形で貢献する。ちょっと成長した自分にまた新たな機会が与えられて、奮闘して、貢献して、さらに成長する。

今日二人と共に話していて、そんな気持ちのいいサイクルがくっきりと浮かび上がりました。

「働く」とは、日々与えられたり、自分で掴んだ機会に挑戦することで、周りに貢献して、成長するというその循環を繰り返すことなんだなあと改めて。

そして、その貢献と成長の度合いが報酬という形で会社や社会から還元されるのですね。

このいい循環を日常に

言葉にしたら、あまりにも「当たり前」のことなんですが、日常的に意識しているかどうかで、結果が大きく変わってくるのも事実です。

例えば、与えられた機会を「面倒だ」と考えてしまったら?「仕事だから仕方ないからやるか…」と思ってしまったら?

まずそこに感謝の気持ちは生まれないでしょう。

やっつけ仕事になったり、最低限クリアできるやり方で、その場を切り抜けてしまうかもしれません。

最低限クリアすれば、恐らくクレームにはならないでしょう。でも高評価を得られることもまずない。そうなるとリピートされる可能性も小さくなり、自社にも客先にも貢献できません。

なんとなくこなしているように見えても、もちろんそこに成長はありません。そうなると与えられる機会も減り、挑戦に値するようなことはなかなかさせてもらえなくなる。つまり貢献の機会も、成長の機会も減少する…

先ほど説明した「気持ちのいいサイクル」は、こんな風にいとも簡単に「残念なサイクル」にもなってしまうのです。

「そんなの当たり前」かもしれないけれど、世の中の全ては実はこれで回ってる。

自分の仕事に対する心構え1つで、同じ内容もまるで違ったものにできるし、きっとそれを周りに伝播させることもできる。そんなことを会社のメンバーと共に言語化できた45分間でした。

自分からスタートする

これまで世の中に存在しなかったサービスを生み出し、提供して、日々改良を続けているTATEITOでは、次々と新しいことにチャレンジする機会が通常より多いのかもしれません。

とはいえ、日進月歩という言葉が通じないようなスピードで世の中が動いている現代では、同じような境遇のもとで働いている人もきっととても多いことでしょう。

降り注いでくる仕事の波を「与えてもらった機会」と捉えて、届ける先の相手にとって本当に必要なものを探り出し、最適なものを生み出して納品する。そこにはきっと昨日よりも成長した自分がいるはず。

その好循環のスタートを自ら意識的に切ろうとするメンバーたちがちょっと誇らしい。

来月のグループトークも楽しみになってきました。
また良い報告ができますように!