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【生き方】いまが自分の全盛期なのかもしれない、とずっと思ってここまで来たけど、きっとここからも全盛期

10代・20代の頃は常に妙な焦りがありました。

今やらないと後悔する」とか「〇〇できるのは今のうち」とか、若さからくる焦燥感に、なんとなく追われていたような気がします。

その割には人見知りでビビりで、変なプライドもあったりして、実際に行動できなかったりすぐに諦めたり。

中学校・高校では陸上をしていたものの、いい加減で適当で、まったく目立った成績も残せず。

大学に入ってからはまったく運動せず、チャラチャラ遊んで。

24歳になって、高校の時のチカラの残りかすで10kmのマラソン大会を走ったりして。

それ以降も、けっこういい加減にフルマラソンに挑戦しようとしたりして。

フルマラソンを初めて走った2011年5月。

どうしてチャレンジしようとしたんだっけ?

思い出そうにも、なんとなく病んでいた時期だったなということしか、はっきり覚えていません。

あっちに行ってもイライラ、こっちに行ってもイライラ。

人間関係がうまくいかなくて自分の居場所が見つからず、もやもやしていた頃、ただの気まぐれで走ってみたのがフルマラソンでした。

29歳の私。記録は4時間3分。(とやま清流マラソン)

「わ、自分、まぁまぁ走れるじゃん」

そんな期間であっても、心の中では「いまが自分の全盛期」なんて思っていたりしていました。

そしてあれやこれやきっかけがあり、2018年以降、「きちんとマラソンを走ろう」と心に決めたところ、応援してくださる方も増えて、どんどんマラソンが好きになって、42歳の今に至ります。

2018年にはじめて100kmのウルトラマラソン(白山白川郷ウルトラマラソン)を完走できた時も、気持ちは「いまが自分の全盛期」だったっけ。

記録は9時間51分。

当時は100kmのウルトラマラソンで10時間を切る、いわゆる「サブ10」というものがどういう意味を持っているのか、どんな難度なのか、まったく知りませんでした。

私としては、当時のチカラをすべて使い果たしたら、結果このタイムだったということで、ただそれだけで満足していました。

ところが、そのサブ10、実はそう簡単に達成できるものではないということを後から知り、それ以降、私の中の大きなこだわりとなったのです。

その「サブ10」。レースによって達成できる時、できない時があるので、やはり私にとってぴったりの目標だと思うようになりました。

そして、今年42歳でも2本のウルトラマラソンでなんとかサブ10を達成することができました。

36歳の頃にはじめて達成したサブ10、加齢のことを加味しても、自分をほめてあげたいです。

そしてまた思います。

いまが自分の全盛期」だと。

あれ?なんだか、自分の人生、いつもそう思っているじゃないかと気づきました(笑)

10代も全盛期

20代も全盛期

30代も全盛期

そして、この40代も全盛期

おいおい、じゃあピークはどこだ(笑)

もちろん、50代・60代になれば今と同じパフォーマンスで走ることは難しくなります。

それはじゅうぶんわかっています。

ただ、その年齢ごとにさまざまな切り口でマラソンやその他趣味を楽しむ切り口があると、周りの人生の先輩方からおそわっているので、不思議と来たるべき時も怖くないのです。

そして私正直に言います。

いまの40代が、人生でいちばん楽しいし幸せ。

これまでも、その時その時がいちばんと思っていましたが、なんの掛け値なしに、今が最高、そう言えます。

ありがたいことに大切な家族もいるし、気の合う仲間もいるし、自由に動く身体もある。

もう、これだけでじゅうぶんすぎませんか。

きっとこんなかんじで50代以降も同じことを言っているんだろうなと、自分でもわかっています。

アタマの中はお花畑(^○^)

いまが自分の全盛期」

私にとっては魔法の言葉なのかもしれません。

もしかするといつもつぶやいているこの言葉に脳がだまされて、身の程知らずの勘違いから、それがエネルギーになっているのかなと(笑)

おしまい≡⊂( ^-^)⊃♫

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