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データで見る #逆噴射小説大賞2020 Final Week

 よくきたな🍑

 逆噴射小説大賞2020、応募期間が終了しました! 参加したみなさま、読み専のみなさま、とにかくみなみなさま、まずはオツカレサマドスエ! 拍手! ワーパチパチ! そして審査員の皆様はここからよろしくお願いします。カラダニキヲツケテネ!

 さて、応募期間が終わったところで、今回大会の投稿数や参加人数の推移などを取りまとめていこうと思います。なんかのさんこうにしてください。

 なお、本集計は桃之字が趣味でやっているものであり、主催者および事務局の皆様とはマジで無関係です

Back Numbers
 ▶︎DAY1特別編
 ▶︎1st Week
 ▶︎2nd Week

▼集計元データはこちら▼

【集計対象】
ハッシュタグ「逆噴射小説大賞2020」がついている作品一覧の内、告知記事や関連コラム・まとめ記事を抜いたもの。

 それでは行ってみよう🍑


最終結果
投稿作品数:722本 
参加者数:272名

2020/11/2追記:最終日、11/1 0:00に投稿された2作品がマガジンに追加されたことを確認しましたので、数値およびグラフを修正しました。

 投稿数は前年比113%、参加者数は前年比125%と、前回開催(640本/218名)を大きく上回る結果となりました! ひとりあたりの投稿本数の割合としては以下のような分布となっています。

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 1stWeekの時からずっと述べておりますが、今年から初参戦の方の割合が非常に多いというのはいち参加者として非常に嬉しいことだと思っています。最終日を迎え、結果として全体の56%が初参加でした。ようこそメキシコへ!

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 さてここからは、各日程での増加具合などをみていきましょう。 

投稿数の推移

▶︎投稿総数

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 上述の通り、総数としては722本、前年比113%。そしてDAY2〜DAY23の平均投稿数は23本/日という結果でした。

 最終日の伸びはもちろんですが、最終日イヴのDAY23の伸びもなかなかのもんですね。ラスト1週間(DAY18〜23)では特に平均28本と、読む側のニューロン負荷が心配になるレベルのパルプラッシュでした。

 今年の特徴というか、なんというか。「会期中コンスタントに盛り上がっていたなぁ」と、集計していて感じました。去年は2nd Weekあたりで平均投稿数が10本前半程度まで落ちていたんですが、今年はコンスタントに20前後出ていたなと。

 おかげで会期中、Twitterやnoteのタイムラインが非常に賑やかでめちゃくちゃ楽しかったです🍑

参加者数の推移

▶︎参加者総数

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 DAY15から最終日までに参入した人数は94名! 毎日のように新規参入者が現れ、最終日には40名近い方が新たに弾丸を刻んでいったことになります。

 また、今年初参加の方が毎日現れては読者を撃ち殺していったのも想い出深いですね。

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作品投稿時間帯の分布

 作品が投稿された時間帯としては、2nd Weekと大きな違いはみられませんでした。

▶︎全体分布

 やはり、お昼休みと夜が多いですね。学業やお仕事の合間に書いてるんだろうなぁというのがうかがえ、パルプスリンガーも人であるという安心感があります。明け方投稿している方々は翌日大丈夫だったんでしょうか。憩ってください……。

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(注釈)DAY1 0時台のスタートダッシュと最終日 23時台の追い込みラッシュは集計上除外しています

▶︎DAY24推移

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 最終日に絞って見てみると、夕方からの加速がマジでえぐいことがわかります(かく言う僕も21時に投稿した身の上ですが)

 最終日の盛り上がりをみて「もう一本、やるか!」と書き始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。ラスト1時間の怒涛の30発は収集担当者にとっては恐怖でした。

文字数関連のデータ

▶︎「書き出しの1文」の長さ分布

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「記事の開始から1回目の改行まで」の長さの分布

 800文字中の200文字以上を1行目に叩き込むテキストカラテの使い手が9名もおりました。うち2名は800文字改行なしで駆け抜けるというパワープレイっぷりです。

 ちなみに今回、こんなデータも作ってみました。「セリフ始まり」率です。セリフ始まりが左側に寄っているのは、やはりかっこいいセリフですぱーん!とキメる方式が取られやすいからでしょうね。

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▶︎タイトル長さの分布

 今年もしれっと取ってみました、タイトル長さ分布です。

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 昨年と同様、10文字前後にピークが立っていますね。

 今年の最長タイトルは72文字。サトウレンさんの「黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒」でした。字面が怖い!

 次点は60文字、グエンさんの「ファイナルクエスト伝説 はぐるま王と、ねじまき勇者(原題:Dungeon Robot VS Quest Machine)」です。

その他

▶︎ついていたタグの集計

 タグの情報が取れたのでピボットテーブル作ってみました。やはり多いのはSF、ホラー、ファンタジーですかね

(※タグがついてる記事の割合がそう多くないので、あくまで参考程度です)

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▶︎有識者による定性評価

 Twitterにて、「今年の傾向、なんかある?」と投げかけてみました。いただいたコメントを記載します(もし不都合あればこっそり教えてください)

◆ゾンビは資源、竜は資源、みたいな資源コントロールデッキがユニークで面白い(数が多いかは不明だけど面白いので目立つ)

◆Vチューバーや配信ネタが結構いる

◆竜の登場はやはり多い(これは毎年だが)

◆過去との違いとしては、百合とホラーが増えているように見える。時代の流れや、先駆者/流入のキーマンの影響か

◆地の文で設定を提示していく形は減り、台詞を多くしてとにかく状況を動かす話が増えている

◆過去2年の知見からか、「開幕で殺人、とにかく前へ前へ、さらにもう一歩……」というある種「逆噴射フォーマット」のようなものが出てきた気がする

 他にもいただいたコメントあればmin.tのほうに追加していきます。パルプ有識者の方、もしよければ以下のツイートにリプライ/引用ツイートをくださいませ!

まとめmin.tはこちら

未来へ

 まずは主催の逆噴射聡一郎先生、そして事務局のダイハードテイルズの方々、本当にありがとうございました。今年も超楽しかったです!

 個人的な話なんですが、自作の連載であったりリアルお仕事であったりでパツパツの中の参戦となり、割と本気でしんどかった今回大会。周囲のレベルもこれまでとは段違いに上がっており、心が折れかかったときもありました。が!

 終盤に向けて怒涛の盛り上がりを見せる作家陣、そして彼らの作った作品を読むうちに「よし、ワイもやったるで」みたいなエネルギーが湧いてくる、そういう楽しいひとときでした。

 さて、ここからは昨年と同じことを書きます。

 今この記事を読んでいるあなたは、参加者272名のひとりでしょうか。それとも、読み専の方でしょうか。

 もし後者、読み専の方であれば……そしてもしも、このイベントを見て面白そうだと思っていただけたのであれば、あなたも800文字、書いてみませんか? そしてハッシュタグ「逆噴射プラクティス」をつけて投稿するのです。門戸はいつでも開いています。インターネットはあなたを待っています。

 そして、前者、参加者272名の方。本当にお疲れ様でした。頑張った自分に拍手です! そしてまずは憩いましょう。誰がCORONAを獲ってもおかしくない激戦だったと思います!

 ですが。ここで終わりではありません。

 今回書いたその物語の続きを、ぜひ書いてください。その先を、「第1話の冒頭800文字」より先を、僕に読ませてください!

 すでに辛抱たまらんと続きを書いている強者もいます。これからやったるで! と意志表明している方もいます。マジで楽しみにしてます。

 今回あなたが書きあげた「第1話の冒頭800文字」、その作品の続きを書けるのは他ならぬあなただけです! ぜひ書いてください! インターネットはあなたを待っています!

事務連絡

 本日(11/1)から11/8(日)まで、エントリー確認期間となっております。事務局からの案内をよく読んで、最終チェックをしておきましょう!

 特に今年は、記事タイトルにハッシュタグや【逆噴射小説大賞応募作】などの文字が入っている方がちょいちょい見受けられます。修正しておいたほうがベターかと思いますので、是非一度ご確認を!

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いじょうだ

 次回は1次(2次?)選考の結果発表の折にでも書こうと思います。これからもMEXICOの荒野でお会いしましょう! 

  それでは、本当に皆様お疲れ様でした。カラダニキヲツケテネ! ちゃお!


*以下、宣伝です。

▼桃之字が書いた逆噴射小説大賞関連作品▼

▼普段やってること▼

noteで勝手にスーパーヒーロータイムをやっています。

傘で戦う、仮面ライダーみたいなやつ


常夜の東京を舞台に戦う、スーパー戦隊みたいなやつ


🍑いただいたドネートはたぶん日本酒に化けます 🍑感想等はお気軽に質問箱にどうぞ!   https://peing.net/ja/tate_ala_arc 🍑なお現物支給も受け付けています。   http://amzn.asia/f1QZoXz